30 神殿の【デス・メダル】も踊る
++++転生してから【3日】目になった。++++
毎日~会議が行われている感じがするが、最初が肝心なのだろう。ベンジャミン&フルフォード親子と、島の裏側にある【バイオ発電所】の職員が、病院の会議室に来ていた。
昨日、山の中で銃声が聞こえたのは、ベンジャミン家の近くに住む【別の農家】の畑に、フェリーの連中がやってきて勝手に農作物を収穫しはじめたので、地主が散弾銃で警告したのだった。
しかし・・話しを聞くとフェリー内でも【派閥】が出来て、食糧を巡って争い始めた~畑に来たのは【第三の勢力】であり、穏健派なので<自分の食べ物は自分で確保する>と決めて山の中へ向かったと聞いて、可哀そうになり・・
「そう言う訳だから、所有者の居ない畑を【フェリー】の者にも分け与えて、作業方法は皆で教える事が決まったんだ」と、ベンジャミン&フルフォード親子が『山の現状』を告げるのだった。
「島の発電所の送電を【山の内】【山の中】【山の外】【漁村】【病院】【ホテル】に制限すれば、梅亀島の火力発電所からの海中送電が無くとも、島の風力・水力・バイオ発電で充分まかなえると」話す。
そんな時、リネンが「宮亀島の周辺の島に住む方とも、連絡が取れました。」と言いながら食堂にやって来た。
「明日にでも【梅亀島】【竹亀島】【松亀島】の代表の方が、宮亀島に来たいと言っています。」と言うので・・
<ジーッ>と全員が院長の方を見ると、元90歳?の【2歳児】は、婦長のオッパイを<ニギニギ>していたのだった。
院長は「ところで【石亀島】とは連絡が取れないのですかにゃ?」と聞くが、リネンは・・
「ハイ。固定電話も患者さんの携帯電話も、どれも連絡が取れないのです。」と言う。
ベンジャミン父は「まさか五亀列島から1亀だけ置いて来たわけでもあるまいに・・」と言うのだが・・
<パーン> <パーン>と、【マリーナ】の方角と【商店街】の方角から銃声が聞こえたのだった。
夕方になり~食堂で【レトルト】を食べていると・・「転生したのだから、ちゃんとした食事したいわねえ・・」とチーさんがつぶやく。
俺は「それよりも、銃なんてどこで手に入れたのだ?」と質問すると、ボイラーが・・
「食事の後でみんなに見てもらいたいものがあります。」と言い・・
食後、全員で <ゾロ ゾロ>と、病院の【神殿】の方に向かう。
「ここなんですが・・」と言って、時空神の銅像に変わっていた場所の【裏側】に扉があり・・<ス~>と両開きドアを開け・・<パチン>と電気を付けると・・
「これは・・メダル?」「大きさがマチマチですなあ」「機関銃がある!」
けっこう広い場所であるが、メダルが何万個?も綺麗に積み重なっており、他にもライフル・拳銃がチラホラと置いてあった。
俺は「何時から知っていたのだ?」とボイラーに聞くと・・「今日、清掃中に発見したのです。昨日から銃声が聞こえるし、物騒なので院長から病院の転生者に話してもらうつもりでした。」と答えるのだった。
院長も「メダルが何なのか?婦長の【鑑定】スキルでも分からないので、様子見するつもりだったのじゃ。銃については『ワシら』には扱えないし」と、答える。
ドブロクは「俺も『死んだ夫』が使っていたAKを持っているので、いちおう全員が銃を持っていた方が良いと思う。」と言うのだった。




