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26 第1回めの、島民会議も踊る

<バタン! ブーン>と軽トラックが走り去ると、残された息子は「俺は何処で寝たらいいんだい?」と聞く。


食堂の全員は、しばし無言であったので・・【婦長】が気を利かせて「開いているベッドなら何処でもかまいませんよ!」と告げた。


元医師・元職員らは・・【病院の責任者】を差し置いて【OK】を出せなかったのだろう。


ドブロクは【ハイ】と手を上げて発言の許可を得るそぶりをしたが【院長】から・・


「我々は生き残った同志なので、そんな遠慮は不要ですじょ。」と言われた。


ドブロクが「じゃあ俺から冒険の成果について情報共有しておきたい。」と言うと、全員のコップを持つてが止まった。


「交番が入り口もキャビネットも無施錠だった。大事なものは無いが、消防も他の役所も同様に【指示】を受けているのだと思う。島の反対側には【自衛隊基地】があるので、明日見に行こうと思う。」と言うと・・


ボイラーが「実は自衛隊基地にも転生者が居た様子で、明日病院に来ることになっています。」と告げた。


リネンも「固定電話作戦!を宮亀島全体に行ったところ【発電所】【ホテル】等の転生者を把握しました。何故か?皆さん『明日行く』と言う返答でした。」と報告した。


俺もついでに・・「港には行っていないが、公民館や学校に置いてあった【物資】が無かった。政府から来た18万人分の食料・日用品の援助は、流石に全部持って行かれたとは思えない。かの国は【ブルドーザー】で旧市街をバンバン更地にして【移住】する気でいたので、食糧全てを自国に持っていかないと思うのだ。」と、意見を言う。


<<あ~あ・・>>と、元8歳と12歳が、精神的に疲労したのであろう・・眠くなった様子なので【転生第1日目】は解散となったのだ。


++++2日目++++

<ワイワイ> <ガヤガヤ> 今日は朝から【転生者】らが病院に集まり、食堂では足りなくなったので【大会議室】に集まってもらった。

「最初に良いだろうか?」と声を上げたのは、山ノ内地区の農家金城さんだった。


150人程の【15歳男女】が静まる。


「私は山ノ内で農家を営む金城です。息子と2名で転生した様です。私が聞きたいのは【親子関係】とか【婚姻関係】そして【所有権】についてです。」と、言うのだった。


突然の現実的な話題に <シ~ン> となる。


「ハイ!」と、【支所長】が発現を求めたので、婦長が「支所長どうぞ。」と声を掛けた。


「私は宮亀島の役場支所長をしている金城です。登録ネームも【支所長】です。」と言うと~<フフフ> <アハハ>と若干の笑い声が聞こえる。


「一回【ゼロ】から初めてもいいのではないでしょうか?先ほどの金城さん親子・・ベンジャミンさんとフルフォードさん?だったと思いますが、どちらも15歳になってしまい親子には間違い無いのでしょうが、どう見ても友人同士にしかみえません。他の皆様も、ほとんどが【15歳~20歳】なので、夫婦関係にしても【ゼロ】に戻した方がスムーズに行くのでは無いでしょうか?」と提案するのだった。


すると「俺は嫌だ!」と言う男の声がした・・「妻は夫の【持ち物】だろう!今更勝手な事を言われても困る!」と言う15歳の男が、隣に座っていた20歳位の女の子の髪を<グイっ>と引っ張るのだった。



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