21 転生者は踊る。
【20代】の【グラマー】な美女は・・「チョットあんたの名前を教えなさいよ!」と言って俺に詰め寄った。
他の【転生者】達は<ジッ>とした顔で俺を見ていた。
<憲明のヤツ!今度あったら覚えていろ!> と俺はムカッ!としたが・・
<あれ?俺ってこんなに感情の起伏が激しいっけ?>と、自己分析を忘れていなかった。
「あんた【ガリベン】でしょう?」と更にチーさんが詰め寄るので観念した俺は・・
「いや~一時はどうなるかとおもったよね!ハハハ。時空神だっけ?嘘から出た真!本当に転生しちゃうなんてね・・笑っちゃうね!」と精一杯小手先のゴマすりを行うのだった。
「私が【こんな】にゴージャスな美女に変身したのでビックリしているんでしょう!変わっていないわね!ガリベン先生~」と、俺を揶揄う【チーさん】に・・
「拙者も屈強な戦士!に転生したでござるよ!ガリベン先生。胸を張って下さいよ!」と言う【オタク】だった。
「バブウ!とにかく、みんな一旦落ち着こうではニャいか!」と言う【2歳児?】が20歳位の【ボイン美女】にダッコされながら指示するので・・
俺は思わず・・「院長!なのか?それと・・愛人看護師か!」と叫んでしまった。
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<ゾロ ゾロ> <ピタ ピタ>
全員裸足だが・・とりあえず【食堂】に移動した。
転生者で、病院を興味深げに見ている者は居ない・・つまり、病院に現れた全員が【病院関係者】だと判る。
「へんだなあ?何だかお腹が空かないでござる」と言うのは【オタク】であった
「めずらしいな!あんたがお腹空かないなんて・・」と言う【チーさん】。
「この世界はおそらく【魔素】が存在しているでござるよ!」と得意気に答えるオタクだったが、俺は「魔素があると空腹を感じにくいのか?」と聞くが・・
「いやだなあ~!ガリベン先生。『異世界は魔素が存在するから空腹を感じない。』と言う設定にしたじゃあないですか!」とオタクが答えた。
<<(・_・D フムフム>>と皆が注目する・・
2歳の院長は・・「人間の消費するエネルギーの70%~80%は【生きるため】に使われているのでしゅ。魔素が【エネルギー】となって消費されているのならば、食べる量が少なくて済むという話なのでは?」
みんな<おお~流石院長> <オッパイ触っているけど> と皆は感心していた。
病院食堂は、基本【無人販売】なのだが、雇用の関係上からおばさんが持ってきてくれたのだ。今は・・
<俺はカレーだな> <私はかつ丼> 等と、慣れ親しんだレトルト食を堪能した。




