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2 太陽がいっぱい!の南国の風景。

俺は大男の肩を叩きながら・・「おい!我が国を影から支えて来た組織の【お頭】が!そんなヤワじゃあ・・先が思いやられるぜ!」と強がるのであった。


「はっ!」と・・俺は【大変な事】に気が付いて、顔色が変わり・・弟に聞く「お・・おまえ!俺が【村を抜ける理由】については誰にも話してはいないだろうな!」と。


「あ・・うん・・まあ・・」と【仮面】で顔が見えないが裏社会の住人ですら恐怖を感じる【謎の組織の首領】がアタフタする姿に、他の者は・・<<クスクス・・>>と笑みを隠しきれなかった。



「まあまあ・・銀さん!別に【アイドル】を目指して最古・最強の組織を抜けるなんてカッコ良いじゃないですか・・アハハハ」と軽い感じの若い男は中東に住む【海外部門】担当であった。


「ワシはもう行く!」赤い顔を見せない様に【伝説の犯罪者】【黒い太陽】【裏社会の帝王】様々な二つ名を持っていた俺は・・


「今ワシはこの場限り・・【神銀】の名を捨て、本名である【神尾銀次郎】を名乗る!」と改めてみんなに告げると・・部屋を去ったのであった。


部屋に残った者達は・・頭を下げると、ただ黙って見送るのだけだった。


=====南の島===


「おお!・・南国は暖かい・・」飛行機のタラップを降りた俺は、思わず感想を口にしてしまうが、こんな事は都会では久しく無かった。


南国の孤島【宮亀島】ここは、以前は何も無い辺境の島であったのだが・・俺が【裏社会の王様】になった時に「アジト」とすべく、大金を投入し関係を深めたのだった。


<キイ~>と、乗って来たプライベートジェットの横に俺が島で所有する【ベントレー】が横付けされた。


黒の高級ブランドスーツに身を固めた2名の男達が車から降り【ベントレー】のドアを開け頭を下げる。


俺は「お前達は戻っていいんだぞ!」と言うが・・2人は「「いいえ帰りません!自分達は好きで護衛をさせていただいているのです!ご心配には及びません」」と真面目な顔で答えた。


2人は【武闘家】だったが、卑劣な罠に落ちて資格を剥奪され、困っていた所を俺に拾われ恩を感じているのだろう。


高級外車が音もなく走り出す~排気量が大きいのでEV顔負けの静かさである。


【宮亀島】の空港からベントレーが出発して5分も経つと【遊覧船】乗り場だった。


ゼロミッション?とか、よく分からないが環境を重視した【本島】と、空港・ホテル・モールなどが建つ【別島】は遊覧船でしか行き来出来ない様になっていたのだ。



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