表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/44

12 子供達が命がけで見た風景。

「院長!チイさんをベッドに向かえ入れたのは・・〇〇ちゃんが死んで・・泣いていたから・・いや!肩をトントンしただけで・・やましいことは何ひとつ!」と弁解する俺に対して院長は・・


「何?それ。ところで『修学旅行』についてだけど・・」と言う院長・・


<墓穴を掘った!> キョトンとする俺を<ホホホ>と、20代のボイン看護師が笑う。


院長は突然・・「神銀さん。良い顔になったねえ。」と俺に言う。


俺が「良い顔?ハテ・・痩せて貫禄が無くなったと思うのだが・・」と返すと・・


「それが良いのですよ、お爺さんなんですから。貫禄なんて不要です。」といつにも増してニコニコする【90歳】だった。


俺は「話を戻すが、修学旅行の事は悪かった・・子供達には俺から言って聞かせるよ。」と謝罪すると・・


「何を!修学旅行大いに結構!子供達に必要なのは『生きる意思』なのです。それを貴方が与えたのですよ。昔は【黒い太陽】でしたが、今は【本当の太陽】になったのですね。」と言うのだった。


俺が【教室】に顔を出すと・・


「ワクワク委員さんは、修学旅行で行きたい場所を書きだす事。ピカピカ委員さんは・・」と、俺が付いて行けない話をしていた。


俺に気が付いた子供達は・・「あ!時空神」 「修学旅行には来るのでしょう?」等と声を掛けて来るのだった。


さっきも、院長から「神尾さん。ドブロクさんと共に、修学旅行の引率をお願いしたいのです。」と言われたのだ。


<警察と犯罪者が引率ねえ・・>と思うところは有るが言い出しっぺの責任は取るつもりだ。


+++++


そして本日!世界一晴れたであろう・・【7月初旬】に <終焉のフロア・地獄の修学旅行>は、決行することとなった。


<コッチむいて【オタク】君> <チイさん!カメラ目線で>


島には、興味を持ったマスコミ大勢来て、子供と同行して放映してくれるそうだ。


何か異常が起きたら即対応可能だし、行政も乗り気であり救急対も万全のサポートを約束してくれたのだった。


「初日は遊覧船で【竹亀島】に行きます!」憲明は小学校教諭なので引率は慣れたものだ。


<みなさん~終焉のフロアの子供達が必死に生と向き合っているのです>


「あの元嫁が黙っていれば、息子は教師を続けられたのに・・」と腹立たしく思う反面【敏腕女性アナウンサー 愛染 桂】の存在が無ければ、こうして子供達が旅行に行くなど出来なかった訳だから・・


「大した女であることは間違いないな。」と、俺は過去の裏切りは許す事とした。


初日は【竹亀島】での農業体験である・・<牛さんのオッパイって暖かいね> <お母さんよりデッカイよ!>


そして工場見学・・「ネリモノって、こうして作っているんだ・・」「美味しい!」


ムリをしない様に、各島一泊での計画で翌日以降は・・


2日目【梅亀島】での『水牛馬車』と『造船所見学』

3日目【松亀島】での『海釣り』と『キャンプファイヤー』

4日目【石亀島】での『アウトレットモール見学』『花火大会』

5日目【宮亀島】に戻り『博物館』『林業見学』で終了となった。 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ