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06 罰


 布団をかぶって、ただただうずくまる、俺。


 興奮しているような、達観しているような、


 つまりは、混乱中。



 すげぇ、情けねぇ。



 ユイを家族に迎え入れた時、


 成人までは絶対に何もしない、と、


 みんなの前で誓ったのに、


 信じてもらえていなかった事が、


 夫として、情けねぇ。



 俺がアレ気分で煩悶している姿、


 家族に見られまくっていたのは許容範囲、


 他ならぬカミス君に見られた事が、


 男として、情けねぇ。



 自業自得、


 因果応報、


 身から出たサビ、


 なんのことは無い、


 結局は100%、


 俺の、普段の行いの、罰。



『異世界とっても良いところ』だけど、


 それに甘えて調子に乗って反省しない阿呆、


 自らの行動を律する事が出来ない愚か者には、


 コノザマ。




 コンコン



 すまん、もう少しだけ、ひとりにしてくれないかな。



 がちゃり



 すまん、今はまともに話せないよ、俺。



「……ちょっとお話し、いいですか」



 カミス君?



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