12月5日 覚悟
健太郎と話をしてみて、やっぱりよかった。私は、そう感じていた。春風に言われて、いろいろ思うところはあったけど、健太郎と話をすることで自分の気持ちが整理された感覚があった。整理されたことで、自分が向かうべき方向がわかった気がする。そんなこともあって、私は思い切ってお母さんに話をすることに決めたのだ。
お母さん「難しいんじゃないの?」
私 「うん。正直合格する確率はかなり低いけど、挑戦してみたいの」
お母さん「そっかぁ」
どう思っているのだろうか?もっと違う言い方をした方がよかったかな?お母さんの方をじっと見つめる。
私 「うん。ダメかな?」
お母さん「ダメじゃないよ?」
私 「ホント?」
どういう意図で私にそう言っているかはわからない。けど、お母さんにそう言われることは悪いことじゃない。
お母さん「もちろんよ。明日花なら受かるかもしれないしね」
私 「受かるつもりでやるよ」
前とは違う。あれだけ言われたんだ。もう、開き直って自信をもつしかない。私は、そう考えていた。
お母さん「なら、否定する理由はないわ」
私 「ありがとう」
お母さん「もし、ダメだったらその時に考えたらいいわ」
私 「わかった、そうする」
春風に言われて、健太郎に相談。そして、お母さんに伝えた。この気持ちは、嘘偽りはなかった。
お母さん「やるからには応援するわ」
私 「うん。ここからは、しんどいかもしれないけど勉強頑張ってみるわ」
ある程度、覚悟は決まった。待っとけよ、春風!。私は、心の中でつぶやいた。
お母さん「そうね。やってみてダメそうだったら、志望校変えるのもありなんじゃないかな」
私 「そうだね」
志望校かぁ。
お母さん「共通テストは受けるの?」
私 「うん。一番最初の目標として今は考えてる」
お母さん「共通テストっていつなの?」
共通テストに関しては、昨日調べていた。
私 「えっーと、1月の15と16かな」
お母さん「まだ、1ヶ月あるじゃない」
私 「うん。まずは、共通テストに向けて、全力で取り組むよ」
ある程度、段取りは決まった。
お母さん「じゃあ、締め切りまでに提出書類いるんじゃない?」
私 「うん。今、通信の先生に問い合わせてるの」
いつもの体の痛みはあるものの、なぜかそれを強く感じることはなかったのだった。




