10月25日 スクーリング3日目
スクーリング3日目。今日が最終日だった。最終日の今日は、英語、国語、数学、生物、日本史の5教科だった。国語や日本史は、グループディスカッションや動画レポートなどあったから、ずっと先生の話を聞くよりマシだった。私は、後ろの窓から照らされる夕日を見ながら、舞美と南の話に耳を傾けた。
南 「あー、疲れた」
南は、体を伸ばして、私たちの方を見つめた。
舞美「やっと、終わったね」
私 「うん」
長かった3日間が終了した。けど、なんとか3日いけたのは、とてもよかった。思ったよりあっという間だった。
南 「今日、どっか行こうよ」
舞美「いいね。行こうか」
南 「明日花も行くでしょ?」
私 「うーん。体調のこともあるしな、、、。どうしようかな?」
舞美「調子よくないの?」
私 「そんなことないよ。でも、いつ調子悪くなるかわからないから。行っても迷惑かけちゃいそうだし」
舞美「そっかぁ」
私 「二人で行ってきなよ」
後ろの席にいた私たちは、溜まり場みたいになっていた。
舞美「そう言われると行きにくいよね?」
南 「ホントだよ。明日花は、いつだったら行けそうなの?」
返す言葉に困った。
私 「うーん。今は、難しいかな」
南 「なんで?」
今日の南は、とても笑顔だった。
私 「毎日、生きるので精一杯だよ」
舞美と南は、真剣な表情に変わった。
舞美「じゃあ、また今度だね」
南 「そうだね」
二人は、すぐに意見を変えたみたいだった。
私 「二人で行って来たらいいのに」
時刻は、もう16時を過ぎていた。スクーリングが終わったのが15時だったから、すでに1時間が経過しようとしていた。
舞美「南とだったら、いつでも行けるから」
私 「そうなの?」
南 「うん。また、明日花の調子が上がったらだね」
嬉しさより申し訳なさが勝った。それでも、笑顔をきらさなかった。昔から、こうしたことはよくあった。特に、優衣や真波にはずっとフォローしてもらっていた。それは、時に自分を悲しくさせることも多かった。
私 「ごめんね」
舞美「全然、気にすることないよ」
南 「そうそう。また、会おうね」
舞美、南ともに優しく声をかけてくれた。いつか、この二人に優しさを分け与えられる日が来たら嬉しいな。そっと拳を握りしめた。




