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日常で世界を変える(瀬戸編)  作者: mei


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10月2日 リハビリ

 今日も、昨日に続いて病院だ。今日は、検診ではなく、リハビリの方だった。8月末に手術が完了して、ちょうど9月1日からリハビリをスタートさせた。

 最初は、両手の指に力が入らず、脚の筋力も病院の手すりを介助して立ち上がれるのがやっとであった。リハビリを初めて3日目である程度、生活ができるようになってきたこともあり、早川先生から、車椅子を使用しての退院を勧められた。

 私の病気は、手術をしてから約3か月間程度のリハビリが必要になる。そのため、病院にいる方がいつでもしやすい。それを踏まえてでも、早川先生は、退院を勧めた。リハビリをすることが重要なわけじゃなく、生活あってのリハビリだということをわかってほしいことを伝えられた。早川先生は、私の人生を一番に考えてくれたことが話していてわかり、とても嬉しかった。

 私が今、一緒にリハビリしている先生は、理学療法士の河田先生だ。河田先生は、学生時代にリフティング部という部活に入っていた。大会に出て、ベンチプレス120㎏、デッドリフトを140㎏をあげていて、今でも筋トレが趣味だということを教えてくれた。

 本当は、病院でリハビリをするとは思っていなかったらしいが、185cmで95kgの体格ということもあり、ぜひきてほしいと言われたそうだ。この病院は、背が高い患者や体重の重い患者がよくきて、ほかのスタッフでは対応できないらしい。しかし、なぜ、こんなに体格がいい河田先生が私の担当になったのかはよくわからない。単純に人がいなかったのだろうか?河田先生からは、リハビリより、食事形態や血圧、身長・体重を毎日記録してほしいことを伝えられた。

 最初は、なんとなくつけていたが、それを見た先生は、なんでこの食事をしたのか、なぜこの時間帯食べたのかなど細かい指摘が飛んできた。私は、"なんとなく"という回答することができていなくなった。ただ、この指摘が何度も続き、私も悔しくなり、今では論理的に説明するようになってきていた。

 今では、河田先生がオススメする本を毎日読んでいた。今日も、先生のアドバイスをもらいながらリハビリをしていた。今日も多くの人がリハビリをしていた。リハビリはつらくて苦しいけど、そんなリハビリを今日もこれだけの人がしていることに勇気が湧いていた。特に、小学生ぐらいの子がリハビリをしているのを見ていると、涙が出てきそうだった。リハビリは、すれば必ずしも変わるわけではいし、何も変化がない場合もある。苦しいけど、それでも頑張りたいと思うのが私の性格なのかもしれない。

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