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1話 暇だ!
「暇だなぁ」
暇だ
パソコンの電源をつける
することもないからショッピングサイトを開いた
「転売でもするか」
そういって話しかけてきたのはヲレンだこいつは小学校から同じクラスで親友だ
いや転売はもう飽きた
「なんか他に楽しいことはないのかなぁ」
転売なんてどれだけ儲かったと思ってるんだよ…
そうだなまだやっていないことは
アプリ作ったり
サーバー乗っ取ったりすることかな
でもめんどくさそう
「ハッカーになろうよ」
ヲレンが言ったもしかして人の心でも読めるかよ
怖い
「いいけど犯罪だろ見つかったらヤバイんじゃないの?」
会社でも建ててセキュリティーソフトつくって儲けようてのか
無理だろ
「会社建ててセキュリティーソフト作ればいいじゃん、簡単な話だよ(満面の笑み)」
ヲレンは満面の笑みで話した、しかし俺はこの時真っ青になっていたのだ
嘘だ俺もついに心が読めるようになったか
「さすがに中学生で起業は無理だろ」
俺は聞いてみるがヲレンは満面の笑みのまま
「D.E.K.I.R.U」
仕方ない…
暇だからいいか