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彼の村にて

人種の簡単補足


人族

一番多い種族。

語るまでもない。

知識を司る。


獣人族

身体能力が高く、人族よりも寿命が長い。

戦闘民族、傭兵が多い。

また、獣化のスキルを持つ。

力を司る。


エルフ族

美男美女しかいない種族。

寿命が長く、長い耳とプライドの高さが特徴的。

魔力も高く、多くの属性魔法を操る。

人族とは仲が悪い。

ダークエルフも同じ扱い。

魔法を司る。


ドワーフ族

力強く、手先が器用で、背が低い。

人族とは仲がいい。

気が短いが、気のいい種族でもある。

酒好きが多い。

技術を司る。


龍人族

体の一部がに鱗が生えている。

生命力が高く、寿命はエルフと同様に長い、身体能力も高い。

数こそ少ないが、寿命が長いためあまり気にしていない。

ドラゴンと唯一交流を持つことができる。

生命を司る。

三匹と俺は、隣の建物に入るべく窓を探した。

窓はガラスでは無く、ふたの付いたあの、つっかえ棒で支える式のぱたぱた窓が両側に二ヶ所ずつある。


俺達はその内の一つに登り、外の様子を見た。

渡れない。そう、渡れないのだ。

人間だった頃なら届いた距離がこのバスケットボール大の体、しかも、スライムときたら無理だな。

仕方がないので他のスライムが増えたら足場になりそうな物を頼むか。


分裂が終わってすぐに足場を頼んだら床を溶かして長方形の板を作って持ってきた。

たしかに足場になる物を持ってきてくれとは言ったが床を使うとは思わなかったよ。


はい、足場完成。

外のゴブリン達にはバレていない様なのでそのまま侵入することにした。


中に入り、俺はそこの4つの反応の正体を見た。

そこには4人の女性が全裸の状態で壁側に鎖で手をつながれいた。

1人以外は茶髪で髪は短めだった。

ただそこにいた女性は皆の目には生気が無く、俺達が侵入したのに気づいた様子もない。


よく見ると彼女達は全身に白濁に汚れており、中には妊娠している人もいる。

前世の俺なら吐いてただろう。

だが、今はゴブリンに対してどす黒い感情が沸いてくる。

俺は、強姦と動物虐待だけは許せねぇんだよ。

特に強姦なんてゲス野郎だけはヘドがでる。


そんなことを考えてると1人と目が合った気がした。

1人だけ金髪の見た目10前半の少女。

そして、その人はとても弱々しくつぶやいた。

普通なら聞こえない声でも、魔物の俺にはちゃんと聞こえた。

「こ・・・ろし・・・・て・・・。」


どうしよう。

殺してくれと頼まれたのはさすがにはじめてだ。

いや、違うそうじゃない。

頼まれたとかそんなのじゃなく、なぜ俺はその程度としか認識していないのか。

むしろこんな状態だったら吐いてた可能性がある。

だいたい落ち着いているのがおかしい。いや、ゴブリンに対しての怒りは消えてないけよ。

そんなこんな考えいたら分裂体の一匹が近寄ってきた。

ん?分裂体が何かを持ってきた。


中身の入ったビンだ。

『ワイルドフロッグの毒袋から作った毒薬です。』

毒薬、か。これは自殺にも使えるか?

『はい。』


俺は分裂体に彼女達の鎖を溶かす様に命じた。

俺は目が合った金髪の少女に毒薬入りのビンを足元に置いた。

俺は彼女達を殺す勇気がでない。

ゴブリンや他の魔物を散々殺っといてこれさ。


そんなことを考えてると金髪の少女は中身の入ったビンを開けると毒薬と判るのか一口だけ飲み、そのまま目を閉じて。

「あ・・りが・・・と。」


俺はお礼を言われるような野郎じゃないよ。

でも、君たちのかたきなら取ってやるよ。

なんか強引な気がしますが、気にしないようにお願いします。

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