正社員を逃げ出したいのですが
"とにかく仕事がつまらない"
最近、そう感じることが多くなってきた。
確かに、いまの仕事はただでさえ斜陽産業だし、つらいのは事実だ。
"給料が上がらないからなのか?"
おそらく、それも関係していると思う。
がんばって給料が上がっても、目ん玉が飛び出るくらい住民税や社会保険料が差し引かれる。
だからといって、我々の血税を無駄遣いしているんじゃないか、なんて思いはない。
むしろ国が無駄遣いしてくれたほうが、民間が儲かることだってある。使うならどんどん使ってほしい。
いまの税金は、もはや社会機能を受容可能な範囲で動かし、どこかの公的制度が破綻しないように延命しているだけの、ただの数字遊びみたいなものだと、世間の誰もが薄々気づいている。
"だから、国のせいで貧乏になって、腹が立つから仕事がつまらないのか?"
たぶん、それも違う。
……。
おそらく、人間関係に疲れているんだと思う。
いまの日本特有の人間関係に。
正社員は疲れる。
仕事そのものよりも、その周辺にあるものに。
正社員でいる以上、会社は「金を払っているんだから何でもやれ」と思っている。
とくに管理職になれば、その傾向はもっと強くなる。
求められるのは、滅私奉公だ。
自分の時間も、感情も、生活も、少しずつ会社に差し出していく。
そして、その滅私奉公の先にあるのは。
たいてい、人間関係の問題ばかりなんだ。




