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第七話:『ミハエル・ラグナロクの憤怒』

匿名Aの脅威的なかくれんぼのタイムはロリ制圧班の中を騒がせていた。


その匿名Aの登場に怒りを覚える者が一人いた。


ダークナイツ御三家の一角のラグナロク家のミハエル・ラグナロク。


ミハエルはラグナロク家の当主候補であった。


しかし実際に当主になったのはミハエルではなくいとこのトリアス・ラグナロク。


そのことに怒りを覚え家を出てロリ制圧班へと所属した。


ロリ制圧班で順調に地位を上げていき、ついに副総班長にまで上り詰め総班長になるのも時間の問題だった。


「それなのに、あのガキ!デタラメなタイム出しやがって!!!俺の昇進の話が有耶無耶になったじゃねえかっっ!!」


ミハエルは総班長匿名Hから実力を認められていたが匿名Aの登場により匿名Hの興味がAにむいてしまった。


「あのガキ何者なんだよ、経歴見てもパッとしてねーただの中坊のくせに」


ミハエルは近くに潜ませていた自身の泥の分身の頭を蹴り上げ、落ち着く。


ベチャッ!っと音を立て、泥が壁へとへばりついた。


「どんな手を使ってもあいつをどうにかしねえとまた俺は二番手になっちまう!」


「だよな、あんなガキが俺らの上になるなんて許せねーよな。ミハエル?」


ドアを開き、誰かが立っていた。


正確には人の形をした黒い影だ。


「何者だ、いつからいた?」


「まあまあ、そんなカリカリすんなよー。俺とお前は同じ志を持った同志だぜ?」


ミハエルが驚いた様子で答える。


「お前もあいつが邪魔っつーことか」


「そうそう、あんなのが総班長になったら僕も困る」


「お前もロリ制圧班のトップになりたいってことか?」


ミハエルが問う。


「正確には違う。僕はただロリをたくさん愛でてあげたいだけさ。そのためにロリ制圧班のトップの権力が欲しい」


「だから、君に総班長の座は譲る。代わりに僕にロリの管理を任せて欲しい。いい関係だろう?」


「なら、素性を明かしてもらおうか。何者か教えろ」


「それはまだ君を信用できないから無理だなー」


黒い影はミハエルに握手を求める。


「だけど僕は君の邪魔をしない。それは誓おう」


暫し考え、ミハエルはその手を握った。


「じゃあこれから僕たちは匿名Aを殺すという同じ志の仲間だ。よろしくね、ミハエル」


黒い影は満足そうに笑った。

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