2章第23話:『模写』
一夏太が模写を駆使して匿名Kの創造神・偽を使いAに多種多様な武器を生成して攻撃する。
「俺だって似たようなことできるんだよ、【幼女的刀降】!」
Aが刀をたくさん生成して、一夏太の武器を撃ち返す。
「【伏線】、空気よ!存在するな!」
「【幼女的火砕流】!」
それぞれの爆発が同時に放たれてどちらの威力も相殺される。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「はぁ、はぁ、はぁ」
両者共に限界が近づく。
「まだだ!【模写・匿名A】」
一夏太がAの能力を模倣する。
「【幼女的火砕流】!」
「【幼女的火砕流】!!」
それぞれの攻撃が衝突するが、Aの爆発の威力を一夏太の爆発は殺しきれずに攻撃を受ける。
「ぐあぁ!なんで、完璧に模倣したはずなのに……!なんで、俺だけ押し負けるんだ!」
「そんな能力で俺の幼力本願を模倣できるわけねーだろ。この力はロリを愛してロリに愛された物しか扱えない」
Aが倒れた一夏太に刀を向ける。
「終わりだ、俺の話を聞いてもらおうか」
「まだ、だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
一夏太が最後の力を振り絞りAに殴りかかる。
それをAは華麗に避けて刀を手放してカウンターで一夏太の腹を拳でぶん殴った。
「おぅらぁぁぁぁ!!!!」
「ぐっ、っつぅぅ………ってぇぇ」
思わず一夏太が腹を押さえてうずくまる。
「少しは頭冷えたか?馬鹿」
「……ずっと俺はAみたいになりたかったんだ」
「は?何言ってんだ急に」
「Aみたいに自分の好きな事を堂々と示せるようになりたかった、でも俺は拒絶が怖かった」
「……」
「だからAの力を模倣できたら勝てると思った、でもAは俺の想像以上だった。やっぱすげーよ、A」
ボロボロの一夏太がAを褒める。
「そうかよ、でもとりあえずは話し合いだよ」
Aが一夏太へ手を伸ばす。
それを少し躊躇うそぶりを見せたがしっかりと一夏太がつかみ、立ち上がる。
「ああ」




