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匿名Aはロリコンである  作者: 匿名A
第二章『神の代理人』
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2章第8話:『総班長会議』

Kが成神に敗れてから一日後。


「ん?今日K休みか?」


いつも早く学校に来ているKが毎回遅刻ギリギリでくるAが来てもいなかった。


「風邪……?いや、任務か」


AはKの休みをおそらくダークナイツの任務だと結論づけた。


「そうなると今日は暇だな、最近は一夏太も連絡返してくれないし」


そう思いながら学校をダラダラと過ごしていると端末から連絡が入った。


「なんだ?えっーと、総班長会議が17時より開催。忘れぬように」


上からの会議の出席を促す連絡が来ていた。


Aは現在ダークナイツ第二騎士団ロリ制圧班の総班長、つまり第二騎士団のトップだ。


もちろん会議に出席することは必須のことだがAはよくサボっている。


そのため直前に毎回参加を促す連絡が来るようになってしまった。


「めんど〜、またサボろっかな。いや、まあ今日暇だし行ってやるか」


連絡にたぶん行くと返信し、放課後本部へと向かった。


本部につき、会議室を目指していると久しぶりに矢部と会った。


「あれ?矢部じゃん、何してんだ?こっちの道は会議室しかないけど」


「何言っているんだい?僕はその会議室に用があるのさ」


「え?まさかやばい実験のやりすぎで呼び出しでもくらったのか?」


「それはよくあることだが今日は君と同じ用事でここに来たのさ」


「え?どういうことだよ」


「僕が科学技術班の総班長ってことさ」


その言葉にAが驚く。


「え!?お前そんなに偉かったの?」


「地味に失礼だね、変わりないようでいいことだが」


「へー、なるほど。あの意味のわからない実験ばっかりでろくに会議にこないマッドサイエンティストってお前のことだったのか。納得納得」


「はぁ、実に失礼だな。それに会議に来ないのはお互い様だろうに」


そうこうしていると会議室へと到着した。


「え!?あのAと矢部がどっちも会議に来てる!?どういうこと、明日は世界でも滅亡するの……?」


会議室に入ると第一騎士団兼戦術班の総班長の西園寺茜が驚く。


「失礼だな、茜。このマッドサイエンティストよりは会議に来ているぞ」


「失礼だな、茜君。このロリコンのように面倒なんて理由ではなく僕は人類の進化のための有意義な実験をしているのさ」


「「あん?」」


「ほーら、喧嘩してないで会議始めるわよ。それに今日来てもらって助かったわ」


「なんかあんの?」


「それは会議始まったら話すわ」


会議室にそれぞれの席についていると暗殺班、諜報班のそれぞれの総班長がもう座っていた。


暗殺班の席には匿名Hが座っていて隣に座るまで気づかなかった。


「いたの?お前、ガチで気配ないな」


「いや、神の力影響だから……」


今井の呼び出した匿名Hの影と戦った後に匿名Hに能力を聞いたら陰キャの神と契約して気配を完璧に消せ、監視カメラにも映らないらしい。


「じゃあ私が会議の進行していくんだけどまず伝えないといけないことがあるわ。石狩さん、お願い」


すると中年ほどの男性の諜報班総班長の石狩白が立ち上がる。


「昨日宮國高校に向かわせた諜報班の一部隊とそこにいた警察官が全滅していた」


「全滅!?」


「いや、正確には匿名Kだけが生き残った。おそらく倒れる直前に遅延回復型の能力を使っていたから今は寝ているが無事だ」


「よかった、Kは無事か。だとしても敵の強さが尋常じゃないな」


「ええ、そうね。それとそのKの端末にこんなものが入っていたわ」


茜が画像を投影機で映し出す。


そのには血で書かれた文字があった。


「Hi^2?これがK君の端末に入っていたのかい?」


「ええ、それにそのサインが残されて最近何人もの宮國の生徒が殺されているの」


Aが暫し考え、


「茜、それは本当か?」


「本当に決まってるでしょ?何いってるのよ」


「そうだな……………俺はその犯人に心当たりがある」


「え!?誰?」


「日立一夏太、俺の幼馴染だ」

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