第二十一話:『遊園地デート③』
お化け屋敷に行った後A達は昼食を食べにフードコートへ向かった。
そこにはラーメン、焼きそば、焼き鳥、パンケーキにレモネードなど様々な種類の飲食類が立ち並んでいた。
「なんでも好きなの食べていいぞ」
「まじで!?テンション上がるー!」
ルリはハンバーグカレーとカラフルドーナツを選びAは唐揚げ丼を選んだ。
「んーっ!うまうま、Aも食べる?」
「え、まじ?じゃあシェアするか」
それぞれの昼食を分け合いながら食べ進めた。
「そーいえば、よく家でもハンバーグカレー作ってていうけど好きなのか?」
「うん!昔、お母さんがよくルリに作ってくれてたの」
「……そうなのか、よかったな優しいお母さんで」
ルリのお母さんはもう死んでいる。
だからダークナイツに保護されている。
そのことはもちろん知っていた。
知っていたがルリの口から母のことを話されると胸が痛む。
「じゃあ食い終わったら色々行こうか、目一杯楽しまないとな!」
「うん!もちろんだよ!」
その後もAとルリはたくさんのアトラクションに行って目一杯楽しんだ。
「いやー、疲れたな。一旦休憩で観覧車乗るか」
「おおー、俺めちゃいい!いこいこ!」
観覧車に乗るとゆっくりと上へと上がっていった。
「観覧車乗るなんて久しぶりだな」
「ルリも久々な感じ〜」
「楽しかったか?今日」
「うん、ありがとねA」
馬鹿正直に感謝を伝えられてAが少し照れる。
「なんだよ、急に」
「A、私ね………昔ここにお母さんと一緒にきたことあるんだ」
そのルリの一言からルリの昔の思い出が語られ始めた。




