第十四話:『科学技術班』
匿名Aは初任務を終え、訓練所でニコライと特訓をしている。
「いやぁ、流石だね。初任務で能力者を倒しちゃうなんて」
「正確には本体じゃなくて分身だと思うけどね」
ニコライが放ってくる攻撃を捌きながら返事をする。
「分身を操っていた奴はミハエルが倒したらしいね」
ミハエルという単語に少し引っかかる。
それが体に出て、その隙を感じ取られてニコライに一本取られてしまった。
「はい、一本!強くなったけどまだまだだねー。でももう少しで総班長も夢じゃないな、"あれ"を忘れければね」
「”ロリがロリコンを除いている時、ロリコンもまたロリを覗いている”だろ?耳にロリができるほど言われてるから嫌でも覚える」
「その通り!その言葉は忘れずにね」
「はいはい、てか前から気になってたけどロリコンなん?ニコライって」
「あぁ、私は幼女がとても好きだがロリコンとは言えないな」
いい年して言ってることちょっとキモいなと思いつつ疑問を抱く。
「?ロリ好きならロリコンじゃね?ボケた?」
「失礼ですね。でも私はロリコンを名乗れない」
「意味わかんな」
「わかんなくていいですよ。あぁ、そういえばあなたに会いたいって言ってる人がいました。」
ニコライが今思い出したかのように言う。
「え?俺に会いたい人?ロリ?ロリ以外ならパスで」
「ロリじゃないです」
「パスで」
Aが即答する。
「まあ、待ちなさい。あなたの能力について調べたいらしいんですよ」
「俺の幼力本願について?確かに興味はある」
「なら、これをどうぞ」
ニコライから一枚の紙を渡された。
そこには[明日の8時に科学技術班本部へ]と書かれていた。
「明日学校なんすけど……」
「そんなものサボりなさい」
PTAが見たらドロップキックされそうなことをニコライが言う。
「へいへい、じゃあそろそろ帰らないとルリが起こるからさいならー」
「気をつけてください、A」
ニコライにさよならを行って家へと帰った。
家に着くと早速ルリが抱きついてきた。
「おかえりー!って汗臭!?」
「酷すぎない?」
抱きついてきたルリが速攻で距離をとる。
「あ、そーいえばなんか白衣着たおじさんがめいぼ?とかいってたやつAに渡してって言ってたから渡すねっ」
「名簿?」
ルリから渡されたものを見るとアジア圏のロリのデータが全て記載されていた。
何ページかめくると間にメモ帳の切れ端が入っていた。
「何これ?えーっと、この名簿になっている全てのロリの名前、顔、出身諸々の情報を明日までに入れておいて?」
「A、このスーパーでかいやつ全部覚えるの?死んじゃうでしょ」
「流石に俺でもこれを全部は………余裕だな。もう半分覚えたし。」
AはロリのことになるとIQが1000倍になる。
つまり、アホということだ。
その後Aは学校に休みの連絡を入れて寝た。




