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やっぱり複雑

作者: つーくん



自分を嫌いになったのは

誰かを救おうとしたのがきっかけだった。

自意識過剰になりすぎて

周りの言うことなんて聞かなくて

あなたを傷つけていることを知らずに

そして、それらを仕方がないと片付けてしまったことも

次頑張ろうと言って突き放したことも

そして、それをわかってしまったことも。


明日の天気なんて本当は知らなかったんだ。適当過ぎだな。本当。


いつまでも、自分を傷つけてたら

前に進めないからと救ってくれた手すらも払ってしまって


正しさの意味を問いてしまった。

分かる訳ないと突き放されたから

私は孤独を感じる。


あぁ、あの子もこんな痛みを抱えていたのかと思うと辛くなる。


そしてまた、あの感情が込み上げる。消えてしまいたいと。強く。


なんでこうなのだろう。

私はわかってないから仕方がないのに、そう思いたくなくて。


それで片付けたくないから別の答を探していて、でも結局進んだのが悪かったんだと判断してしまう。


何が思いやりだ。


思い上がりではないか。


恥ずかしい。恥ずかしくてどうしようもない。


こんな事を考えたかった訳じゃないんだ。

探さないと。

見つけないと。

進まないと。

後悔なんて果てしないから。




自分の失態が毎晩夢のように繰り返される。


次進むための一歩が見えても

空想で光ごと塗りつぶされる。


光を守っても その力が僕には無くて、「正しさ」という物に押し潰されていく。

失敗したから生まれ変わることなど許されないのだろうか。

そうなら、消え変わることならと私を捨てて前に進んだ。

そしたら負担なんて感じなかった。「当たり前だ」と言い聞かせることで、異常だと感じなくなったから。私は素晴らしい。素晴らしいことをしたんだと。


笑う者は笑え。殴りたい者は殴れ。

それが私だ。私でいいんだ。

だから泣かないでくれ。

死なないでくれ。

どうだ気持ち悪いだろう。

哀れだろう。情けないだろう。

そうさ、私はどこにもいないから、だから、脱け殻を壊してくれ。私らしくいさせてくれ。

これがあなたでこれで私だから。

消えさせてくれ。

生きるのをやめた体は

一つのことだけ胸に込めて

青空に羽ばたいた。

だからこんなにも晴々なんだね。



誰もが私を醜いと例えた。

だからなんだと私は言った。

負担等抱える時点で違うんだ。

見つめろ。認めろ。後悔しろ。

私を理解していなかったのはいつだって、私だったんだから、

私は進むことが出来なかった。

どんなに醜くとも、情けなくとも、誰も寄り添ってくれなくても

私は私で在ろう。

そこから派生したいんだ。

上手くいくなんて思うこと事態、

可笑しいと思わないのかな。

単純じゃないことを可笑しいと思うことが可笑しいのにね。

笑えるよ。知らない癖にさ。

簡単に表せないことを簡単に表して謎な世界を生み出して幸せかい?それがあなたの人生っていうなら、では私は私の人生を、ね。

ほらね、また可笑しいってさ。

笑えるよ。本当。

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