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ラスト・ゲーム(仮)  作者: 美坂結蘭
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プロローグ

プロローグのみです。めちゃくちゃ短いです。少しずつ、まったりと書いていこうと思います。

《プロローグ》


その夜、浜屋歌鈴は部活帰りの道を歩いていた。テニス部の友達と立ち話をしているうちに辺りはすっかり暗くなり、街頭の少ない田舎道を1人で歩く。歩きながら今日のスマッシュはどうだったとか、あの子はもう少しこうした方がいいと思うとか、そんなことを考えて足下の石を蹴飛ばす。

歌鈴はテニス部の中でも将来有望な選手だ。小学生のころから軟式テニスを習い、高校に入ってまだ2年と少ししか経っていないが、顧問や部活動員からの信頼も熱い。

──トン。

音がした方に視線を移す。その先にはテニスボールが転がっていた。テニスボールを入れていたポケットを閉め忘れたのだろうか。暗くてよく分からないが、軟式テニスの黄色いボールは他より目立つ。


「あっ、待って……っ」


ボールに手を伸ばし、足を踏み出す。気づかなかった。

──すぐそこに、乗用車のヘッドライトが迫っていることに。


「え」



──────





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