第1話 異世界転移
ある日、11歳の俺は東京の渋谷のスクランブル交差点でひとりで歩いてたら異世界転移させられました。
レベル100が限界の世界でひとりの冒険者、亀梨秋夜はレベル100で異世界転移させられた。
レベルは戦う事によって上がる。
レベルを上げると攻撃力と防御力が向上し回避速度が低下。その冒険者は戦う事によってレベルがさがり攻撃力と防御力が下がり回避速度が向上する。
この世界は冒険者と呼ばれる魔物を狩る物が存在する。魔物を倒すと魔石という硬貨に変換できる宝石や様々なアイテムを落とす。
その冒険者は王国センタシアの兵士を11の年齢からしていた、しかし16の頃レベルダウンの事が王に発覚しクビになった。
そんな彼は今、あてのない旅に出ていた。
彼は余り戦いを他の兵士の半分くらいしかしてこなかったが、レベルの下がり方が非常に早かった。
他の兵士は最低レベル15で兵士になる試験を受けられ現在と彼の同期の兵士には、せいぜいレベル25が最高である。
レベルは日々の訓練を怠らない王国の兵士と言えども、1年に1レベル上がるか上がらないかくらいだ。
彼はレベル92で兵士になって現在の彼のレベルが6である。
結局のところ彼は使えものにならなくなって、職を失った。
そんな彼は国の外にわんさかいる魔物と戦い、街の魔法製品専門店でさっき購入した、先週あたり世界に出回った通信魔法箱ステータスフォーンというものを見た。
ステータスフォーン(略してステホ)は携帯端末機のようなもので、ざっと言ってしまえば電話やメールが出来る他にステータスを自由に見れる機能が付いたファンタジー版のスマホだ。
これまで、ステータスというものは高額なお金を払って専門の検査をしないと見れなかったが、ステホは握るだけで握った本人のレベル、攻撃力、防御力、回避力がどこでも見れるようになった。
そして彼はステホを開きステータスを初めて確かめた。
主人公ステータス
レベル6
攻撃力35
防御力23
回避21500
そこにはレベル6の平均と言える攻撃力と防御力、通常の100倍以上ある回避力が記されていた。
「…………あれ、回避力高くね?」