表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界樹放浪記  作者: 夜ノ空
世界樹編
6/87

異世界(生物誕生)

生物誕生するの大分早いですが、魔力で早まったということにしといてください。


世界誕生から100年の時が過ぎ、

最初の生物?植物?である魔力を帯びたシアノバクテリアもどきが誕生しました。

栄養の吸収方法は世界樹と同じです。


さらに、世界誕生から150年の時が過ぎ、

四足歩行の動物と最高50メートルにも達する植物たちが爆発的に増えてきました。

すべての動植物には魔力があります。

零音はこの時代に目を覚まします。




ある森に大きな全長四メートルぐらいの猪がいた。


オレはここら辺りの森ではなかなか強い方だと自負している。

子供のころから大食いで、一心不乱に狩りまくっていたら、いつの間にか種族の中で頂点にたっていた。

縄張りも大分広げたが、そろそろ食糧が切れ始めた。

どうにかしないといけないと思い、縄張りをでて彷徨うろつき始めた。

なかなか食糧が豊富にあるところがないと思い始めていたが、

ある友人?友猪?が植物の根には美味しい実がなっていると言っていたので、大きい植物を探し始めた。

見つけた。

どの植物よりも大きい植物を。

さぞ、大きい実があるだろう。

オレ、一人のものだ。グヘヘヘ

突進して倒してから、実を取り出そう。

突進‼

よっしゃ、折れたぁ~……ぁ?

ブスッ‼

視界が真っ暗になり、意識がなくなっていった。






「痛ァァァァァァッッッ!?」

なんだ?なんだ?何が起こった?

とりあえず、状況確認だ。

目の前には熱帯雨林が広がっていて、湖がとても透き通り、キラキラしていてとても綺麗だった。

日本でもこんな景色が見ることができれば良かったのになあ。


現実逃避はここまでにするか。

今、猪みたいなのに、自分が折られかけています。

非常にヤバい。

不老不死でも痛いものは痛い。

まずは猪もどきを追い払わないと

枝に魔力を入れる感じで、そして枝を硬化するイメージをする。

そして、猪もどきに発射‼

これでどこか行ってくれるはず……あれ?

猪もどきがくし刺しニナッテイルンデスケド


生き物がシンダ。

殺す意思もないのに勝手に殺すのは最悪だ。

一番ダメなのは自分のミスということ。

魔力をこめすぎた。

これがまだ動物だったから罪悪感が少しあるだけだけど、もし、人だったら?自分の好きな人だったら?

俺は罪悪感どころでは全くすまないだろう。

一生後悔するはずだ。

これは俺が気が付かないうちに、慢心していたのだろう。チートに設定したことで。

これから慢心しないように、出来る限りの修行をしようと思う。

あと、一人称が俺だとまた、傲慢になって慢心しそうなので、僕に変えようと思う。


俺……僕の反省はここまで。

折れかかっていたところは、不老不死の副作用でもう再生していた。

というより、何で痛みがあったのだろうか?

人間の時の感覚が残っているせいで、無意識に魔力で肩代わりをしていたのだろう、多分。

だから目で見えたし、独り言も言えたのか。

念話みたいなものか。納得納得~。



ところで何年の時が過ぎたのかな?

「レベル確認」


 ──────────────────

      個人名:零音

       種族:世界樹

       年齢:186

        Lv:5

 ──────────────────


170年ぐらい寝ていたのか………。

人間では考えられない。

レベルも上がってる!

猪倒したからかな?

体長3メートルはあったから、序盤で倒す敵ではないよね。


次は折られないように魔力で全体を硬化しながら寝るか。魔力の練習にもなるはず…。


そろそろ人と話したいなぁ~。


Ζzz・・・・・・・・・・・・・・


読んでくださりありがとうございます。

代案・改善案募集中です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ