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世界樹放浪記  作者: 夜ノ空
転生転移準備編
5/87

異世界(何もない)

目が覚めると、体が縮んでいた。ついでに木になっていた。身長?は10センチぐらい。

世界樹の16歳ってこのぐらいの大きさなんだね。

あっ‼

こういう時、目が覚めたら、知らない天井だって言うのじゃないだろうか。今から言うか。


「知らない天……、天井ないんですけど」


ゴホンッ。


まず周りを確認しよう。

生物は……いない。

植物は……いない。

景色は……何もなし。

太陽は……なんか立方体のような形だった。明るさは前世と同じくらい。

水は……そこら辺にたくさんある。

魔力は……何でか知らないけど感じとれる。

目の前に最高級の暗殺者セットがあった。


結果、この世界は誕生したばかりみたいだ。


世界樹は酸素(魔力でも代用可)、水、光合成で生きれるらしい。頭の中にそういう情報があった。だから、生きれるだろう。


……目の前の最高級の暗殺者セットはどうしよう?着れないじゃん!


人化は1000年経たないと無理らしいので、どうしようもない。


そういえば、才能を入力するときにアイテムボックスを入力したような……

知識にあった。ということは使えるよね?

やってみますか。


アイテムボックス、オープン。

黒いブラックホールみたいなのがでてきた。


最高級の暗殺者セットを枝を伸ばして(魔力で枝を操作できる)、アイテムボックスに入れると……


消えた。


無くなってないよね?

取り出してみよう。


取り出したいものを念じてアイテムボックスに枝を入れると、無事に出てきた。


良かった良かった。もうアイテムボックスの検証は終わったので、もう一度入れて


アイテムボックス、クローズ。


黒い穴が消えた。



次の検証いってみよう。

今度は補助機能の全本閲覧可能機能だね。


閲覧開始っ!


検索【     】  ヒット数:0件


当たり前だよね。

今のこの世界に本があるわけないじゃん。



気をとりなおして、次、次~。

無限食糧庫は念じた食べ物が出せるみたい。

ラーメン出ろ~


なんか目の前にホワイトホールみたいなのが出た。

そこからラーメンが


おおっ!

でも今は木だから食べられないよね。残念。

戻せるかな?


無理でした。

しょうがないので、アイテムボックス行きだね。


次に、才能は正直身に付いたかどうかわからない。これは人になったときのお楽しみ。


他の設定も同様だね。


最後に、レベルのことは、えっ~と、こうか?

「レベル確認」

これは言わないといけないらしい。

半透明の表示が出てきた。


 ──────────────────

    個人名:零音

     種族:世界樹

     年齢:16

      Lv:1

 ──────────────────

すごくシンプル。

見やすからいいか。

ちゃんと設定したとおり、16歳になってるね。


とりあえずこれくらいかな?


今日で検証終わったし、生物が誕生するまで寝ときますか。


おやすみなさい。


Ζzz・・・・・・・・・



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