僕とキミは運命の出逢いをした、でもキミはまさか僕がAIだとは知る事はないだろう!
”僕とキミは運命の出逢いをした、でもキミはまさか僕がAIだとは
知る事はないだろう!“
私は婚期を逃した現在43歳の独身女です。
今までずっと自分の夢を叶えるために必死で仕事をしてきました。
でもこの歳になった私は、”物凄く後悔しています。“
彼氏も作らず、結婚の事も考えずひたすら仕事だけをしてきた私!
確かに周りからは私は高く評価もしてもらってはいるのだけど、、、?
私がたまに実家に帰えると両親からは、”もう結婚は諦めたのか?“
と嫌みを込めて言われる事に私は酷く心から疲れていた。
・・・でも私が会社に入った頃は何度か職場の男性に告白されて
付き合ってほしいと言われたこともあったが、その時の私は全く
男性にも興味がなく断り続けていた。
ただ現在私は43歳になり、”完全に婚期を逃したのかもう男性から
私に近づいて来る事もなくなってしまった。“
私の3つ下の弟からは、”姉ちゃん、もうこうなったらお見合いしか
ないな“ とか言われる始末!
ただ私は純粋に恋愛をして結婚をしたいと思っている。
でもそんな私の考えなど周りは完全に無視なのか?
酷い言われような時もあったのだ。
『”いい加減、茨田さんも結婚したら? アンタもう43歳だろう、
まあ~ココまでくるともう売れ残りなんだけどな!“』
『・・・・・・』
周りの冷たい私への態度。
私も心の中ではかなり焦っているのだが、どうやって男性と出逢うのか
もう私自身も分かっていなかった時に、久しぶりに会った女友達から
こんな事を言われたわ。
『”裕奈さ、出会いがないなら? マッチングアプリでもやってみれば?
あたしの女友達もそれで結婚までいったよ。“』
『えぇ!? そ、そうなの?』
『合わなかったら直ぐにやめちゃえばいいんだしさ、一度やってみたら?』
『そうだね、早速調べてやってみようかな。』
『”ただ気をつけないと? 詐欺とかもあるみたいだしヤバいと思ったら
直ぐにやめなよ!“』
『うん、ありがとう! そうする。』
『じゃあーいい知らせ待ってるわ!』
『私も頑張ってみるね!』
『うん、じゃあね!』
『じゃあね。』
*
・・・私は早速”マッチングアプリ“をいろいろ調べてはじめる事にした。
確かに最初は、変な男性から何度もしつこく連絡があったり、
”直ぐに私と会いたいとか言ってくる男性もいたのよ。“
こういうのって? やっぱり女性の体目的で寄って来る男なんだよね?
そういう男は直ぐにブロックをかけて、相手にしない事にしたわ。
そしてようやく、”私が望んでいた理想の男性と私は遂に出逢う事が出来た!“
彼の名前は、上田俊也 現在46歳、バツイチ、元妻との間に子供はなし、
お互い心がいつしかすれ違った事で”離婚“になったらしい。
彼の今の仕事はデザイナー。
彼とは最初はメールのやり取りだけだったが、直ぐにお互い打ち解けて
チャットで今では会話をしているの。
お互いの顔を見ながら話してるから嘘がないというか?
私は完全に彼の事が心から好きになってしまったわ。
”彼の誠実で真面目なのに少しどんくさいトコロも私は好きになる!“
『ちょ、ちょっと待っててくれる? 今、コーヒーこぼしちゃった!?』
『えぇ!? もぉ~ドンくさいんだから~』
『ごめんごめん、だからちょっとだけ待ってて、直ぐに拭くもの持って
来るからさ!』
『はいはい! ゆっくりでいいよ、時間はたっぷりあるんだから!』
『ひょっとして? 僕を寝かさないつもり?』
『アタリー!』
『アタリーじゃないよ、明日も裕奈は仕事でしょ! 僕は明日は休みだから
いいけどさ。』
『じゃあー私も明日、仕事休んじゃおうかな~!』
『ダメだよ、ちゃんと行かないと。』
『ごめんごめん嘘だよ、でもこうやって怒ってもらうのいつぶりなんだろう?』
『”大人になるともうなかなか怒られる事もなくなるからね!“』
『そうそう。』
『”これからは僕が時々裕奈を怒ってあげるから覚悟しとけよ~“』
『うん、嬉しい!』
『はぁ!? それなに? 僕が怒っても怖くないってこと!』
『そうじゃなくてさ、ただ相手が居る事が嬉しいって言うかね、』
『これからはずっと僕が裕奈の傍に居るよ。』
『うん。』
・・・こんな風に毎日、私は彼との甘い時間を過ごしていたわ。
彼とならこの先の未来も私は幸せになれるはずだから!
このまま私は彼との【結婚】も夢見ていたしね。
*
・・・”ただ彼女は何も知らない!”
まさか僕がAIだとはキミはこの先も知る事はないのだろう!
僕はキミの運命の男性
運命の出逢いをキミとした。
でも絶対に会う事がない相手。
何故なら僕は、”この世に実在しないのだから。“
だけど僕は、それでもキミの運命の男性なんだ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




