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クシム外伝  作者: 勇氣
前日譚

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第0話英雄クシム(後編)

いつも読んでくれてありがとうございます!

それから二日後修道院にドラゴンが現れた。そのドラゴンは修道院を口から出す火炎放射で焼き始めた。大勢の修道女がドラゴンの火炎放射で焼き殺された。


クシム「何だこいつは!?」


聖女ケドゥーシャーは絶望した顔で動揺しながらこう言う。


聖女ケドゥーシャー「あ....あれは...龍神王דרקון ההרס האמיתי(ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティ)....全てを破壊するドラゴンの王よ.....」


聖女アルトリア「古代文献に書いてあった2ヵ国を滅ぼしたあのドラゴン!?何故今更此処に来たの?」


聖女ケドゥーシャー「解らないけどこいつはエーテル密度の高い所に現れるらしいわ。皆逃げなさいッ!」


青年クシムは翼幅13mあるそのドラゴンを見て戦慄した。


クシム「僕を護ってくれた皆の為に今度は僕が命を懸けてドゥラコン・ハヘレス・ハアミティを斃すッ!」


青年クシムは自分を鼓舞する言葉と共に右中指に水神エンキの指輪を嵌めてしまう。


聖女アルトリア「クシム、何この青い光は!?」


クシム「説明している暇はないッ!水神エンキよ!僕の命が犠牲になっても構わないッ!だからここにいる全員の修道女をあのドラゴンから護れーー!」


すると水神エンキが現れ生きている修道女達を水のヴェールで護ると代わりに戦ってくれた。水神エンキは水神剣を創り出しドゥラコン・ハヘレス・ハアミティを斬ろうとするが圧倒的に堅いドゥラコン・ハヘレス・ハアミティの金剛鱗により傷一つ衝かない。


水神エンキ「ふんッ!」


ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティ「効かんな。」


クシム「こいつ喋れるのかッ?」


ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティ「貴様ら修道女の肉はエーテル密度が高く丸焦げにした後食べるのが俺の楽しみだ。」


修道女達はパニックになり逃げ出した。


クシム「皆落ち着いて逃げろ!」


溜息をついた後クシムは小声でこう言う。


クシム「水神エンキの水神剣すら効かないなんて化け物過ぎんだろ。」


クシムは逃げる事を考えたが、傍にいた修道院長が戦おうとして逃げるのを止めた。


修道院長アヴ・ミンザル♂「この女神ニンの指輪で貴様を斃すッ!くたばれ、ドラゴンッ!」


クシムは自分以外にも命懸けで神の指輪を使う人を見て自信が湧いた。


クシム「一緒に戦いましょう!修道院長!!!」


修道院長アヴ・ミンザル♂「あぁ!!私以外にも命懸けで修道院を護ってくれる人がいて嬉しいぞッ!」


女神ニン「はぁあああああああああああああああ!!!!!!!」


女神ニンも神剣創造をしてドゥラコン・ハヘレス・ハアミティの金剛鱗を斬ろうとするがかすり傷しか衝かない。


クシム「俺の水神エンキの水神剣では傷一つ衝かないのに女神ニンの神剣ではかすり傷が衝くという事は属性相性があるという事か!」


ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティは水神エンキの首を咬むと思いっ切り咬み千切った。水神エンキは蒸発した。


クシム「神をも殺すドラゴン何て聴いた事もない。今この目で見ているのは現実か!?」


クシムは我を失った。水神エンキの指輪は壊れた。


修道院長アヴ・ミンザル♂「君、しっかりしなさい!女神ニンが必ずや私の命と引き換えにドゥラコン・ハヘレス・ハアミティを斃してくださる。」


ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティ「それはどうかな?」


ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティは微笑と共に神龍の劫火を放ち女神ニンは蒸発した。女神ニンの指輪も壊れた。


修道院長アヴ・ミンザル♂「ば.........化け物...だ...........」


ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティは大声で嘲笑すると焼死体となった修道女達を次々食べていった。修道院長アヴ・ミンザル♂の髪は黒髪から白髪に変わった。修道院長アヴ・ミンザル♂はこう言う。


修道院長アヴ・ミンザル♂「行こう。ここに居たら私達もあの邪悪なドラゴンに喰われてしまう。」


修道院長アヴ・ミンザル♂達は逃げ出しクシムは最後の一人になった。


クシム「もういい。18年だ。俺は18年も生きた。もう十分生きた。このドラゴンに喰われても悔いはない。どの道生きていても苦難の人生が待つだけだ。」


絶望感に満ちたクシムの顔を見て余程満足したのかドゥラコン・ハヘレス・ハアミティは抱腹絶倒した。


ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティ「グファファファファファファファ!!!!!!!!!!!!!!貴様の絶望顔、今迄観て来た顔の中で一番良かったぞ。お礼に貴様だけは殺さないでやる。」


そう言うとドゥラコン・ハヘレス・ハアミティは飛び立った。クシムが長らく其処に直立していたら、後から来た村人達にドゥラコン・ハヘレス・ハアミティを斃したと勘違いされた。クシムは英雄と祀り上げられた。村人達はクシムの話を聴かず胴上げした。クシムは小声でこう言った。


クシム「俺は英雄じゃない。」


クシムが真の英雄になり、真の大魔法使いになるのは更に先のお話。

裏設定 Lv999龍神王דרקון ההרס האמיתי(ドゥラコン・ハヘレス・ハアミティ)

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