爽やかな朝
次の日の朝。
俺は9時に目が覚めた。
功太の部屋のベッドを借りたのでショタの匂いに包まれてとてもよく眠れた。
もう少し布団に入っていたかったが軽く伸びをしてからそろそろ起きることにした。
1階へ下りる前に優一の寝室を覗く。
ゆっくり扉を開けて中を覗くとまだ二人ともぐっすり眠っていた。
優一は仰向けに眠っていて功太は優一の胸に顔を埋めて眠っている。
功太は優一の胸に顔を埋めながら乳首に吸い付いており、功太が吸うのに合わせて優一が寝息交じりに軽く喘いでいる。
その光景が面白くカメラでしばらく撮影をしてから扉を閉めて1階へ向かった。
夕食の際に出た食器を洗ってから、きのう俺自身が汚したリビングの掃除機かけを行う。
掃除を終えて朝食を作りテーブルに並べていると功太が起きてきた。
「お兄さんおはよう・・・」
功太は眼を擦りながら俺に挨拶してきた。
「おはよう功太くんよく眠れた?・・・・・昨日はごめんね」
昨日した事を謝罪すると功太は俺の身体にぎゅッとしがみついてきた。
「うん よく寝れた あのッ・・・お兄さん帰っちゃうの?」
俺の身体にしがみつきながらかわいい顔で上目づかいで見てくる。
「うん そうだね・・・功太くんのパパにもしっかり謝たら帰るよ・・・安心してもう功太くんたちの前には現れないって約束するから・・・本当にごめんね・・・ッ」
「やだ・・・お兄さんのご飯また食べたい・・・ッ ずっと居て・・・」
「ごめん・・それは無理だと思う・・・功太くんのパパがそんな事許してくれないから・・・無理だよ」
俺は悔しさに唇を噛みしめながら言う。
必死にお願いしてくる功太がとてもかわいく不謹慎にも勃起してしまいそればバレない様に腰を引こうとした。
しかし功太がその動きに気付いた。
「お兄さんのチンチン固くなってる・・・どうして?」
それを手で触りながら純粋に聞いてくる功太。
「功太くんがかわいいからまた起っちゃったんだ・・・ちょっとトイレで抜いて来るから・・・朝ごはん食べててッ」
急いでトイレへ向かおうとすると功太が俺の洋服を掴んで制止してきた。
「ボクが気持ちよくしてあげても良いよ・・・」
功太はうつむき気味に恥ずかしそうに言ってきた。
「ダメだよ・・・嫌でしょ?大丈夫だから・・・直ぐ戻ってくるから功太くんは朝ごはん食べてて・・・」
「嫌じゃないッ・・・ボクのお尻使って・・起きてからお尻がムズムズするんだ・・お尻に入れてごしごしして欲しい・・・ダメ?」
手を力一杯握り締めており、功太が勇気を振り絞って言っているのが分かる。
でもそんな事している最中に優一が起きて来たらタダでは済まない。
「ありがとう・・・でも功太くんのパパが起きてきたら本当に怒られちゃうよ・・・そしたら今度こそパパに警察に電話されて捕まっちゃう・・・だからダメだよ・・・」
直ぐにでもぶち込んでしまいたいがその気持ちを押し殺し功太をなだめる。
俺はトイレは向かおうと廊下への扉に手を掛けた。
しかしここで俺の心に住む悪魔が言う。
”これが一生で最後のショタを食えるチャンスだぞ・・”
俺は引き返し功太に言う
「じゃあ口でしてもらっても良い?」
「うん・・・いいよ」
功太は少し嬉しそうに言った。
俺はもし優一が起きた来ても視覚になって見えない位置に功太と共に移動して勃起したペニスを取り出す。
功太はしゃがんでいて目の前に差し出されたペニスを躊躇なく咥え込んだ。
「んんッんんッ」
功太は唸りながら俺のペニスを咥えて頭を前後に動かしている。
きのう教えた様に舌を絡めながらえづきながらも喉奥まで咥え込もうと必死になっている。
体温が高く小さい口内に包み込まれそろそろイキそうになってきた。
しかしその時、2階でドタッと音がした。
急いで功太を引き離しズボンを上げて勃起したペニスを仕舞い何事も無かった様に装う。
バタバタと優一が体をあちこちにぶつけながら急ぎ足で降りてくる事が音だけだ分かる。
「功太ッ・・・どこだ・・」
リビングの扉を開きながら功太の名前を叫んだ。
横で寝ていたはずの功太が居なくて焦ったようだ。
「よかった・・功太いなくなったと思ったじゃないか・・・」
その光景を観て俺と功太は眼を丸くしながら驚いて固まってしまった。
「なんだ・・・なんで何も言わないんだよ」
功太は優一の方を指さした。
「パパ・・・チンチンが・・・」
優一は功太が指さしている下を見る。
見た瞬間、優一は顔を真っ赤にしてうずくまった。
優一は焦りのあまり一糸まとわぬ姿で起きてしまったようだ。
俺はうずくまっている優一に近付き手近にあったバスタオルを手渡した。
優一は渡されたタオルで下半身を急いで隠した。
「大丈夫ですか? 痛い所ありませんか?」
そう聞きながら俺が立ち上がるのを手助けしようとしたが優一にはじかれてしまった。
「まだいたのか・・・」
優一は悪態をつきながら立ち上がった。
「すいません・・・でも優一さんにも改めて謝罪したくて・・・それから帰ろうと思ってッ あと朝食作ったのでよかったら食べて下さい。功太くんの食べて」
功太は素直に食卓についた。
「パパもせっかくお兄さんが作ってくれたから食べようよ・・・お兄さんも一緒に食べよ?」
功太が優一を誘うとしぶしぶ席についた。
俺も席につき手を合わせて言う。
「いただきます」
静かに朝食を食べる。
1番ん俺は食べ終わり食器を片付けて再び2人に謝る。
「改めてですけど本当に申し訳ありませんでした」
深々と頭を下げ精一杯2人に謝罪する。
「早く出て行ってくれ・・・」
優一がこちらを見づに冷たく言い放った。
本当なら逮捕レベルの事をやったのだから当然である。
俺はそれ以上何も言わずり立ち去ろうとした。
その時・・・
「お兄さん・・・本当に帰っちゃうの? パパ・・ボクやだッ お兄さんともっと一緒に居たい」
功太が優一に訴えた。
「功太・・・あんな事されたんだぞッ」
「でもお兄さん謝ってるよ・・・パパもいつも悪い事したら謝るんだぞって・・・しっかり謝れば許してもらえるって言ってたッ」
「功太それとこれとは話が別だ・・・これは犯罪なんだッ 本当なら警察に通報しなきゃいけない事なんだ」
「パパのバカッ ならボクお兄さんと一緒出てくッ・・・・」
功太が俺の方に駆けてきて服を掴んだ。
おそらく普段は素直で反抗などしない功太が反抗した事に驚いたようで優一は一瞬だが固まってから口を開いた。
「そんなのダメに決まってるだろ・・・こっちに来なさいッ」
優一が功太を俺から引き離そうとする。
「功太くん・・・ダメだよッ 俺は犯罪者なんだ・・一緒に来たりしたら功太くんがダメな大人になってしまう・・・残念だけど行くよ」
あんな事しておいて俺は別れが辛くなってくる。
「それなら僕ちゃんと勉強もするしダメって言った事はしない・・・だからお願い・・・」
「オレだって本当は・・・」
功太を俺から引き離そうとしていた優一が口ごもりながら言いづらそうにしている。
「オレも本当は居てもらいたい・・・けどコイツは飽きたら他の人を襲うに決まってるッ そうなったら悲しい思いするのは功太だぞッ・・・」
「そんな事ないですッ」
俺は功太を引き離し立ち去ろうとしていたが優一の言葉に反応してしまった。
ばつが悪いが自分の本当の気持ちを伝えたくて俺は言葉を続けた。
「俺は功太くんと優一さんが人生初めてのセックスです・・・だから2人しか知らないし他なんて考えたりしないです・・・できれば2人と一緒に居たいです・・・でも無理だから2人を過ごした事を一生の思い出にして生きて行こうと思ってました・・・信じてもらえないかもしれないですけどッ 2人の事が大好きです・・あんな事しておいて最低ですけどこれが本気の気持ちなんです・・」
「僕もお兄さんの事好きだよ・・・またお兄さんと気持ち良いコトしたい」
功太は無邪気に恥ずかしげも無く告白してくる。
「俺だって気持ち良かったし・・・好き・・かもしれない・・・」
優一は耳まで赤くして恥ずかしそうに告白した。
「じゃあお兄さん一緒に僕の家に住もうよ いいでしょパパ・・・」
・・誠二さんさえよければここに居てもらいたい・・・」
「良いんですか?・・・俺ッ犯罪者ですよ?」
俺は思いもしない提案に驚いて優一を見た。
「功太がいいならオレは別に良い・・・」
優一は顔を伏せながらそっけなく答えた。
「いいの!」「良いんですか!」
俺と功太が同時に喜びを含んだ驚きの声をあげた。
「そんなこと言ったら本気にしちゃいますよ・・・本当に良いんですか?」
驚きのあまり嘘だと思い何度も優一に確認してしまう。
「良いって言ってるだろ・・・何回も言わせるなハズいから・・・」
優一は俺の顔を見て恥ずかしそうにしている。
「じゃあ1度アパートに戻って荷物まとめて来ます ここに引っ越しますよ?本当に良いんですね?」
早速今日からここに住もうと浮足立ちながら再度確認する。
「しつこいぞッ」
優一に頭を小突かれた。
「ほらッ・・これ・・」
そう言いながら優一は家の合鍵を俺に渡してきた。
「これでオレの行ってる事信じられるか?」
合鍵を渡してしまえば俺がいつでも出入りできてしまうのでやっと優一が本気で言っていると信じる事が出来た。
「はい」
俺は返事をしながらうれしすぎて泣きそうになってくる。
「分かったんなら早く自分の家に戻って荷物取って来いよッ」
優一に促され志水家を後にして自身の住むアパートへ急ぎ足で向かった。




