解剖記録93番目 ナイトハンター
お父さん「あれれ……どうしてここにいるのかな……?」
カスミ「とぼけないで……どうしてこんなことをしたの!?」
お父さん「お前の望んだことじゃないか……ゾンビだらけの世界を作るって……」
カスミ「そんなの……あんたらの勝手じゃないか!」
お母さん「でもね、あなたのために、やってあげたのだから」
カスミ「なんで……私の人生なのに……それを……なんで横やり入れるんだよォォォ!!!」
私は怒りのまま、そのまま刺しに行こうとしたが、肩を持たれ、止められた。
伏黒「おい、怒りのまま突っ込んでいくな」
お父さん「……お前、反社とつながっていたか、お前は汚点だ」
そして私に向かって、銃を向けた。
安藤「それが、親の態度か……あっぱれだな」
後ろで銃を構えてる安藤さんがいた。
お父さん「……親の態度か……私は案、誰かを犠牲にしないと、誰かが出世しないことを見てきたんだ、この世界を……変えるためなんだ」
安藤「だからと言って娘に責任転嫁をするのか!?」
お父さん「ああ、だから娘を生んだ」
は?私はそのために……生まれた…?
お父さん「それでこいつに罪をなすり……」
その言葉は虚しく、私の手は引き金を引いていた。
お父さん「おい!どうして父をうつんだ!」
カスミ「…………」
彼はすっと手を放した、なにかを察したのだろう。
お父さん「……な?ごめんなさいは?」
カスミ「私は……あんたらを許していた!だけれど……私を……利用するために……生んだ…………お前はっ!!!みんなのためにっ!!!殺さなくちゃいけないんだっっ!!!」
私はもう、胸に何かが固まっていた。
カスミ「……何か言い残すことはないか?」
お父さん「……あいつを呼べ!」
お母さん「わかったよ!」
そして奴らは机の裏に飛び込んで、なにかを押したのだろう、横から何かが出てきた。
伏黒「あの下種が……戦闘準備!」
時間はあまりない、だから短期決戦だ!
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