解剖記録92番目 上陸作戦
安藤「そっちはどうだ？」
そして無線から聞こえてきたのは。
????「これがお前らの無線か……」
するとヘリの上側から異音がした。
安藤「クッソ、先手取られたか!?不時着する！」
私たちはそのまま屋上に乗った、その時に屋上にいた敵は数人轢き殺したようだ。
安藤「隣のビルから狙撃手！警戒しろ！」
そしてヘリからでかい銃が出てきた。
安藤「おめー、狙撃はできるんだよな？」
囚人「まぁ……ギャングだったし……女から頼まれたなら……断れねーよ」
その姿はまるでプロの狙撃手の持ち方だった。
安藤「その持ち方……まさかな」
囚人「どういうことだ？」
安藤「気のせいだと思うけどな……一応聞いておく、お前さぁ……バーバラだろ……バーバラ・ホフマン」
バーバラ「そうだが、だがな……今はギャングじゃない」
警察「こいつはなぁ……かわいそうなことに裏切られたんだよね」
バーバラ「……一人やった」
安藤「おっけ……屋上にいたやつは私が片づけた。じゃ、建物の中に入っていくぞ」
カスミ「おっけ……でも入るところなんてどこにもないじゃんか」
安藤「ああ普通はな、だがな……窓からは入れるんだよな！」
そして屋上から一個下の階に降りた。
安藤「おらぁ！」
窓ガラスを割った、これからはスピード勝負だな。
安藤「速く来い！」
続々とみんな入っていった。
カスミ「よっと……広いな」
フロアは広い、それに社長室は屋上の一個下に配置されることが多い、警備も一番多い、その意味わかるよね。
伏黒「うおおぉ!?!?脱兎じゃぁぁ!!!」
敵が銃を構えてることを。
安藤「そう簡単ではないな」
カスミ「反社みたいな防御だねぇ!?」
警察「……これでもすごいきつい訓練を受けてるんだよぉ!!!」
すると体を出して、撃ち始めた。
伏黒「おいポリ交！あまり体出すな！」
相手は相当着込んでいるようで、あまり銃弾を受けていないように感じた。
安藤「防弾チョッキか……切り込むにしても……途中で銃撃を受けるんだよね」
万事休すってか……近接しようとしたら、乱射してきて死ぬ、逆に時間をかければ増援が来て死ぬ、こりゃまずいぞ。
安藤「……おい！伏黒！煙玉持ってきてないよな！」
伏黒「詰めてくるだろうが」
安藤「ならどうすれば……」
すると外からなにかすっぽんと掃除機の音が響いた。
安藤「……外から増援ってね……あいつもやりよるよ」
それは、前ラーメンを作ってあげた子だった。
????「どーもーしにがみでーす」
安藤「……死神ならあいつら殺せよ、私たちには歯が立たない」
????「りょーかーい」
そしてその子は突っ込んでいった。
カスミ「危ないよ!?」
その子は、弾をよけながら、壁を走っていた。
????「ラーメンの借りだぁ！」
そしてその子のナイフは、敵の首元を切っていった。
????「ラーメンの借り、返した」
安藤「すごいな……」
カスミ「ありがとうねー後でラーメン作ってあげる」
????「ラーメン作れ」
なんで命令形なのか知らないが、これで前に進めるんだ。
カスミ「おらぁ！お前ら今日で命日だ！！」
そこには、お父さんとお母さんがいた。
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