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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book7 命の価値

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解剖記録85番目 うつむき

カスミ「……ちょっとまって!」

私は彼の後を追いかけた。

カスミ「どこに行ったの!?!?」

周りを見渡しても、彼の姿はなかった、どうしてだろう。

カスミ「花壇のところに行ったのか?」

私は裏手にある花壇を見に行った。

カスミ「……いた」

そこには、彼が中村さんのための墓穴を掘っていた。

伏黒「すまない……」

彼の心の中は悔しさでいっぱいだろう、その感情を普通の人に悟られないようにしてるんだろう。

カスミ「……ねぇ」

伏黒「どうしたんだ……」

カスミ「このことは仕方ないんだ、決してあなたを責める人はいないよ」

伏黒「……どうしてなんだ?」

カスミ「だって、あなたの仲間も、反応しきれてなかったから……私もそうだ」

伏黒「……そっか、俺は責めて、自分を……」

カスミ「だから、自分を責めないで……話してくれよ……」

伏黒「……だからどうなるってんだよ」

カスミ「そのほうが、気が楽になる」

伏黒「なら話すが……」

そして話し始めた。

伏黒「……俺の周りでな……すごい殺されて死んでいく奴が多いんだ、それで、俺はそれでくるってしまったのかな」

カスミ「私がいるじゃないの」

伏黒「……だな、この世は、誰かに依存しないと、生きていけないな」

そしてなぜか大迫が来た。

大迫「赤飯炊いてきまし……た?」

伏黒「お前……この状況で赤飯炊いてきたじゃないんだよ」

そして頭を勝ち割るかの勢いで、アッパーを食らわせた。

伏黒「お前みたいな頓智気は頭粉々に砕けとけ!」

大迫「パワハラ」

あの一方は組の方にも伝わっていたらしい。

カスミ「……よっこいしょ」

そして遺体を埋めて、その後どうするかと悩んでいた。

伏黒「まず、会社をぶっ壊す」

カスミ「なによそのN〇〇をぶっこわーすみたいなイントネーションは」

伏黒「それぐらいにしないと、インパクト無いだろう」

カスミ「じゃ……乗り込むわよ」

伏黒「事は早いことがいいな」

そして私たちは会社に乗り込む準備をした。


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