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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book7 命の価値

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解剖記録83番目 焼け石に水

カスミ「はわぁぁ」

水をかけられたが、熱で水が蒸発していった。

中村「……化け物か、あんた」

伏黒「なら俺の後ろ、乗れよ」

カスミ「ありがと……ああ~……快適」

伏黒「体あっつ!!!」

カスミ「……そうか……興奮しすぎてるんだね」

伏黒「これ水風呂でも熱取れないよね?」

中村「おそらくね……まぁ、がんばって」

そして中村さんはそそくさと退散していった。

伏黒「あの野郎……俺をからかい、挙句に逃げていった……すごい根性だな」

カスミ「少し収まってきた……ありがと」

伏黒「っ……今は、俺の背中にいていいぞ」

そして私はそのまま、伏黒さんの背中にピタッと張り付いていた。

カスミ「だいしゅきぃ」

伏黒「……わかってる……でもな……年の差婚だな……」

カスミ「そうだっけ?」

伏黒「……俺の年齢は32歳だからな……カスミは?」

カスミ「17歳だけど……」

伏黒「17かよ!?!?まだ未成年か!?!?」

カスミ「そうだけど……この世だよ?法律とか機能してないんだよぉ?」

伏黒「そうだった……」

カスミ「だから、私はあなたとつきあおうとしたんだ!」

本当のことを言った、それに、この時間(とき)を、いつまでも感じていたいから。

伏黒「……まぁ……そうだな……それに、あいつ(中村)にばれたんだ、じきにみんなに広がるんだろうな」

カスミ「でもいいじゃないですか」

伏黒「だな……」

カスミ「じゃ」

そして私は伏黒さん……じゃないや、彼の唇にキスをした。

伏黒「ふご!?」

カスミ「フフフ」

そして、彼の顔には、驚きの感情が駄々洩れだった。

カスミ「あらら……びっくりしちゃったのね」

伏黒「ああ……急に来たから……」

カスミ「恋には、急にするのがいいって、あの人が言ってたんだ」

伏黒「誰がなんだ?上谷か?」

カスミ「あんないもっこ娘、恋愛経験あるってんだ」

伏黒「言い方な……言い方」

カスミ「安藤さんに聞いたんだ、あの人、振られるの3回経験してるからってね」

伏黒「あの人すっげぇ!?!?」

カスミ「あの人はあの人なりに頭ぶっ飛んでるけどね……」

伏黒「例えば……どういう…」

カスミ「夜中襲って無理やり結婚させるっていうね」

伏黒「だめじゃねぇか!?!?それ犯罪だぞ!?!?俺にもやろうとしたのか!?!?」

カスミ「いいや、私は正攻法でやったよ」

伏黒「それで落ちたのが、俺と……だってさ、速水」

速水「ばれていたか旦那」

伏黒「ああ、とっくの昔にばれていたよ」

そして私たちは家に帰っていった。

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