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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book7 命の価値

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解剖記録81番目 尊厳

カスミ「……ねぇ?」

伏黒「どうしたんだ?」

カスミ「もし、この世界が終ったとしたら、どこ行きたいの?」

伏黒「……そうだな、この世界になる前に行きたかった……ハワイだな」

カスミ「やっぱり、男の人は休みが欲しいんですね」

伏黒「どういうことだ……本当に話してくれよ……」

カスミ「実はね、私も行きたいんだ、ギラギラ太陽が照り付けるビーチに音を立てる海、最高じゃないか……」

伏黒「……そうだな」

……新婚旅行で行こうかしら……

カスミ「っと、ついたわね」

伏黒「そうだな……じゃ、先家入ってるわー」

そして伏黒さんは家に入っていった。

カスミ「……安藤さんのところいこっと」

私は一人で安藤さんのところに行った。

安藤「どうしたんだ?急に一人で来て……」

カスミ「……恋愛経験ある?」

安藤「そりゃ……3回やって3回ほど振られた人だぞ?」

カスミ「さいならー」

安藤「ちょ……どこ行くのよ」

カスミ「そりゃ……恋愛野球を三振してる人ですよね?」

安藤「そりゃそうだけども……」

カスミ「でも、恋愛経験あるんだ……」

安藤「まぁ、その要因は体がゴリラだってことだね」

カスミ「あんたが影響してるじゃないか!?!?」

安藤「そうだね……でもゴリゴリだから、暴漢には襲われなくなったよ」

どういうことだよ……

安藤「話聞こうか?」

カスミ「いいんですか?」

安藤「いいよ、暇だし」

そして最近のことを話した。

安藤「それ、完全に恋に落ちてるね」

カスミ「えっ」

安藤「駆け落ちしちゃいなよぉ、あんな男めったにいないよ?」

カスミ「そうですかね……」

安藤「そうだよ、あんな守ってくれる男なんか、世界中探したって、一つまみしかいないもの」

カスミ「じゃぁ三回振った人は?」

安藤「当然クズ」

カスミ「人運ないですね」

安藤「ちょっと!?それは失礼じゃないの!?」

カスミ「でも、どうやって打ち明けたら……いいのかもやもやしてて」

安藤「その方法1番は、素直に打ち明ける、これが正攻法だね」

カスミ「……その言い方、正攻法じゃないやつは……」

安藤「方法2番は、無理やり寝ているところを襲う、この方が追い込まれる。それに、お前の魅力(意味深)があればいけるでしょ」

カスミ「それって……アレですよね……当然嫌ですよ」

安藤「いやかー」

カスミ「そうですよ……本当に」

安藤「2番の方法が一番、無理やりYES言わせれるんだけどね……」

カスミ「その代わりに女としての尊厳が消え失せるんですよ……」

安藤「そりゃそうか」

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