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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book7 命の価値

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解剖記録77番目 血

カスミ「……私、虎徹さんのところに行きたいです」

伏黒「いいぞ、のりこめぇい」

そこには、新しい車があった。

カスミ「これって……」

伏黒「ああ、オフロードでも、十分走れる車だ」

カスミ「これに乗っていくんですね」

伏黒「だから、のりこめぇい」

そして車で虎徹さんのところに行った。

伏黒「ここだ」

そこは、組のオフィスだった。

カスミ「……なんでオフィスに……」

伏黒「見ればわかるだろう」

虎徹「うっす、生きてたんか我」

カスミ「残念ながら」

伏黒「こいつ、大和組に復縁したんだ、だから、こことあの場所、迷ったんだがな」

虎徹「ああ、それでだがな……あそこは大和組の人が見ることになった」

伏黒「それ、俺は聞いてないぞ」

虎徹「そりゃ……ねぇ……」

伏黒「おい、頭河童にするぞ……」

虎徹「いやいや、四月一日の兄貴みたいに言わないでくれ」

伏黒「それで……嬢ちゃんがあそこ、行きたいんだとよ」

虎徹「あ…ああ、鉄火場潜り抜けてきたやつだもんな」

すると、顔が曇った、何があったんだろう。

虎徹「じゃ……じゃぁ行くか」

伏黒「何お前がいも引いてるんだ、腰入れてけ」

虎徹「は…はい!」

カスミ「……どうして…顔が曇っているんです?」

すると、こんなことを言いだした。

虎徹「ああ、そうだな……一言で言うと、ひどいな」

????「おい、伏黒と最近復縁した虎徹と……カスミか」

伏黒「おお、速水、どうした?」

速水「旦那、闇討ちされた件、俺に聞きたいんだろう?」

伏黒「ああ、どうして知ったんだ?」

速水「電話の内容をメモしていた」

伏黒「ストーカーかよ」

速水「ふふっ……情報屋からしたら、誉め言葉だよ……」

そして続くようにこのようなことを言ってきた。

速水「まず、あんたの組の舎弟をやったのは、三好組の生き残り、日車だ」

伏黒「生き残りがいたのか……」

速水「ああ、まず地下道の……」

虎徹「いや、その話はやめとけ、こいつがいる」

速水「……結果は最後に持っていくんだな、いいか、まずそいつは組という足かせがなくなって、仁義外れになっている」

虎徹「そいつを粛清すればいいんですか?」

速水「ああ、それに俺の同僚がそいつにやられている」

カスミ「……地下道に行かないの…?」

伏黒「ああ、行こうか」

速水「旦那、なにかあったら近くにいるから」

伏黒「ああ、頼む」

そして地下道に行った。

カスミ「……あれ……前来た時より……話し声がない」

不気味だ。

カスミ「……あの陰キャの家行くか……」

そして陰キャ……じゃない、柊翔の家に着いた。

カスミ「おーい、いるかー?」

反応はない、なんでだろう。

カスミ「……そういえば、電話番号上谷から聞いてたな」

そして電話をかけたが、中から流れるだけで、何もなかった。

カスミ「あれー?」

伏黒「そういうことだな」

虎徹「ああ、そうだ、ドアをぶち破るぞ!」

そしてヤクザキックでドアをぶっ飛ばした。

カスミ「嘘……」

そこには、無残に転がる柊翔の骸があった。

カスミ「……襲撃されたのか……」

虎徹「おそらく、そうだ」

カスミ「なんでだよ……」

こめかみ、首、心臓に銃創があった、相当な手馴れなんだろうけど……

カスミ「これって……」

そこには、おそらく死守したのであろう紙があった。

カスミ「……これで……感染したみんなを救えるのかな」

その紙には、治療薬の作り方が書いてあった。

伏黒「この死体、数日前にやられてますね」

虎徹「すまない……柊翔」

すると、虎徹さんの覇気が私にも感じられるように増幅した。

虎徹「日車が……お前はそのまま殺しても気が済まねぇ……ゾンビの餌にしてやんよ……」

伏黒「できるだけ時間を長引かせた方がよろしいですかね……」

虎徹「ああ、そうする」

そして、地下道から出ようとしたとき、安藤さんに止められた。

安藤「すまない、妹と連絡がつかないんだ……あら、カスミちゃん……生きてた…」

カスミ「心配かけました?」

安藤「いや、全然」

カスミ「ならよかった……それで?ヘリコプターは?」

安藤「ある……それに、GPSつけているから…」

カスミ「なんで……つけてるんだよ……」

そして、GPSが付いている場所に向かった。

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