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解剖記録7番目 タマトル

伏黒「おるあぁ!!!愚連隊ども!!!殴り込じゃ!!!」

四月一日「頭に花咲かせてやるー」

????「何だこいつら!」

????「頭に花生えねーよ!」

四月一日「わーい、花咲けパッカーン」

????「ハナカパーン!!!」

伏黒「お前は楽に死ねねーぞ」

????「ひっ…許してください…」

伏黒「許すわけないだろ、ゲスが」

????「ごはっ」

伏黒「タレコミありがとうな」

カスミ「は…はい」

伏黒「これから先は俺らがやっとく、カタギはこの現場見せられねぇ…」

カスミ「わかりました…」

私は部屋の外に出て、聞き耳を立てた。

伏黒「それに…お前、甘い匂いしてるが…シャブ…やってるだろ」

????「や…やってません…」

伏黒「この匂い、やってるしかないんだよなぁ…お前、いったん死ぬか」

????「やめてください…」

伏黒「女の前では強がってたのにナァァ!!!」

????「ぐほ」

伏黒「お前はこの町にいらないんだよ」

そして何かが生々しく潰れる音がした。

大迫「…カスミさんここに…」

健次郎「おま…すまなかった、俺が守ってやれなくて」

カスミ「いや…来てくれたから安心しちゃった」

健次郎「…当然だろ…一夜を過ごしたんだから」

大迫「えっ」

カスミ「そうだね…」

大迫「えっ」

健次郎「…大迫ぉ…」

大迫「えええええ!?!?お二人そういう…」

カスミ「ちがいます!」

健次郎「断じて違う」

伏黒「…何やってんだ大迫」

大迫「あの…これは…」

伏黒「…外からゾンビが来る、迎撃しとけ」

大迫「はい、わかりました!」

カスミ「…あんな大迫さん見たことない…」

伏黒「あいつは女の前でしか実力を出さないんだ…」

カスミ「へ…へぇ…」

伏黒「それと、ここの被害者にならなくてよかったな」

カスミ「どういう…」

伏黒「この部屋の奥に白骨死体があった、おそらくあのゲス共に捕まって、やってからあそこに監禁したのだろう」

カスミ「…助けてくれてありがとうございます!」

伏黒「昨日あってなかったらお前は死んでたな」

健次郎「…携帯ぶんどったときはさすがにビビりましたけど…」

伏黒「あの時はすまんな」

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