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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book6 記憶喪失

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解剖記録70番目 昏睡

????「……やっと目が覚めたか…」

……何も考えられない…なんでだ……

????「…今はみんな寝ている、……姉の方がよかった?」

……何言ってるんだ…?

????「今はしゃべれないのか……まぁ、そうか、首元に刃物が刺さってたからか……」

首元に刃物刺さってたのか…

????「……あいつも寝てるし……たたき起こしに行こうかな……」

……それに…何も思い出せない…

????「……まぁ、動かない方がいいだろう……無理に動いたら、傷口がまた開くからな……次開いたら…命はないんだよな…」

すると、奥からフードを被った人が出てきた。

????「カスミの容体は?」

カスミ…誰だそれ。

????「ああ、一応目を覚ましてるが……しゃべれない」

????「まぁ、仕方ないよ、10日寝てたんだから……」

????「しかし、長いですよね」

10日寝てたのか…そういえば…倒れる前…何してたんだ…?

私「…ぅ…あぁ」

????「おっと、しゃべったか……どうだ?」

私「……私って…誰だっけ」

????「……何を言ってるんだ?」

????「まさかだけどな……記憶なくしてる…」

私「……そういえば…私ってどうやって生まれてきたんだっけ…?」

????「そりゃ…父と…」

????「生々しいそ、おめー」

????「まぁ……記憶をなくす前と仲良かった、ハートのAだ」

私「……ハートのA……」

ハートのA「あなたの名前はカスミ、覚えてる?」

カスミ「いいや……全然」

ハートのA「じゃぁ……仲間……居たの覚えてる?」

カスミ「仲間……仲間…わからない」

ハートのA「……こりゃ重症だな」

????「ですね」

ハートのA「……でも…どうやって記憶をなくしたんだ?」

????「大抵の場合は、大きなショックか、外傷か…なんだよな…」

ハートのA「……外相は首だけだし……ショックかもね…」

カスミ「家はどこにあったっけ?」

ハートのA「これ、伏黒に会わせても、覚えてないぞ」

????「……どうする?こいつ」

ハートのA「え?どうするって…もう決まってるでしょ」

????「まさか……」

ハートのA「いったん、ここに住まわせる」

????「やっぱりか……」

ハートのA「でもね…記憶を思い出した時が一番怖いのよ、急に情報がグッとくるから、頭が焼き切れないか、心配」

カスミ「……ここ…家?」

ハートのA「一応、キャンプってことだね」

そして私はこの部屋に住むようになった。

カスミ「……足…動く……」

私の体は、なぜか再生が速いようだ…

カスミ「……首…傷がある」

何処で負ったものか知らないけど…今は考えるだけ無駄だ。

カスミ「……試験管…」

私の部屋になぜか試験管があった、私が覚えてる記憶の一つだ。

カスミ「……なんでだろう…持った覚えがある…」

なにか…重要なことをしていたような気がした。

カスミ「冷蔵庫何かあったかな…」

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