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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book5 大三戦争

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解剖記録68番目 ドーピング

伏黒「……しかし、虎徹、お前が生き残ってるんだな」

虎徹「ああ、一応、影に隠れていた」

大橋「……後で話をしよう、まずは前の敵からだ」

俺たちは奥の扉を開けた、倒れていった嬢ちゃん、大迫、四月一日、風無…

伏黒「おらぁ!大和組だ!」

????「やっと来たか、遅かったじゃないか」

伏黒「何が遅かっただ、なぜこんなことをした」

????「金なためなんだよ!すべては金が解決するんだ!」

虎徹「それでバンカーの人たちを殺したのか!?」

????「バンカー…ああ、あの、人間のごみ溜めか……」

虎徹「このッ…」

大橋「虎徹、待て」

……殲滅命令が出てからじゃないとな……動けないんだ。

伏黒「それで余裕で人を殺すのか!」

????「ああ、極道ってもんはそんなもんだろう?」

大橋「極道を舐めてもらったら困る、それに今の世だ、カタギを守るのは俺らだと思わないのか?」

????「そんなの知ったこっちゃねぇ!」

そして奴はチャカを弾きやがった。その弾丸はおやっさんの腹を貫通した。

大橋「ぬぅぅ!?!?」

伏黒「この外道が!」

俺は奴に持っていた手榴弾で奴に投げつけた、その時に別の袋を投げた。

虎徹「おやっさんはこっちに!」

????「もらったァァ!!!」

そいつは、空中で手榴弾をキャッチし、こっちに投げてきた。そして手榴弾は弾け、一緒に投げた袋を巻き込んだ。

虎徹「あっつ!」

伏黒「どうだ!?あっつあつのガソリンは!」

????「すごい小細工だな……」

奴は服を脱ぎ、周りの炎を消していった。

伏黒「化け物かよ……」

????「小細工はよせよ、俺はお前に勝てない」

伏黒「そういうの、結末が分かってから言えよな」

力の差はある、だがお前と俺の背負ってるもんは違うんだよ!

伏黒「……正々堂ど…」

すると、後ろからチャカを弾く音が聞こえた。

鳳「……今度は頭を撃ち抜きますよ…」

伏黒「あー、今はやめてくれ、正々堂々と戦いたいんだ」

鳳「でも!」

伏黒「俺には背負ってるもんは違うんだわ、義理でも、人情でもない、愛情だ」

鳳「……死なないでね!」

そして1対1のセットが整った。

????「勇者気取りかよ…キッショ」

伏黒「お前は魔王ってか?笑わせてくれるな」

俺は何かが吹っ切れたかのように奴の前にステップで向かった。

????「早いなァ!伏黒ォ!」

伏黒「うっせぇんだよ、まずお前の臭い息を止める」

????「止めれるかなァ!?」

前に受けた傷が突っ張る……

伏黒「おらぁぁぁ!!!」

????「ぎゃはははッ!楽しいなァ!」

その時、奴の目の奥が曇った。

伏黒「……危!」

俺はすぐに奴の袖元から離れた。

????「冥土の土産にどうぞ?」

伏黒「チィィ!!」

俺の腹は奴の不意打ちのチャカで風穴を開けられた。

伏黒「ここで芋を引いてたらなぁ……大和組の恥じゃぁぁぁ!!!」

????「まだ動くか……サンドバッグに付き合ってくれないか?」

伏黒「お前は俺のサンドバッグダァァァ!!!」

俺はまだ動く、命の灯が消え失せるまで……

伏黒「死んでくれやぁぁ!!!!」

????「まだ死ねないナァァ!!!」

何だこいつ、血管が膨張してきてる……ドーピングか!

伏黒「…ドーピングか」

????「言い方が悪いな……戦闘強化ドリンクだよ」

……なに腰を抜かしたことを言って……

????「これを使え!」

すると後ろから刀が投げられた。

伏黒「…あの時の…」

異形の腕の人「ああ、それに、ドーピングは許せねーな」

そして俺は刀を持って、第二ラウンドに入った。


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