解剖記録63番目 乱入
カスミ「どうもー?」
のぞみ「あら…お姉ちゃんの親友さん、久しぶりですね」
カスミ「どうもどうも」
エミ「あの時十字架当てても消えなかった人だ!」
のぞみ「えっ…そんなことしたの?」
エミ「仕方ないでしょ!?」
のぞみ「どこが仕方がないんだが」
安藤「ふぅ……ここしか風呂ないんだな…不便だ」
のぞみ「げっ」
安藤「なにがげっなのよ、このクソビッチが」
のぞみ「たしかに部屋着は露出度たかいけどぉ!?」
安藤「おりゃおりゃ」
カスミ「……もう一人の事だけど、どこに行ったの?」
安藤「知り合いの人に託した」
カスミ「知り合いね…」
のぞみ「いたんだ」
安藤「人脈は広いんだぞ?こう見えても」
まゆみ「風呂あがっておく……ふひー」
のぞみ「あついー」
安藤「あの人なら、大丈夫だろうな…」
伏黒「あっ…何桶投げてるんだ!」
健次郎「戯れですよ!」
向こうは向こうで楽しんでいるようだった。
カスミ「……楽しそうだな」
すると、銭湯の女子風呂のドアがはじけ飛んだ。
????「おらぁ!ガキはここになら……べ」
そいつらは私たちのヌード姿を見て、鼻血を噴いた。
のぞみ「あんたら……」
安藤「女子の風呂覗いたら…」
エミ「極刑ですよ…?」
????「いえ…そのはずは…」
そしてその男はぼっこぼこにされていった。
伏黒「だいじょうぶかー?」
カスミ「あー、これ覗いたら殺されるからねー」
伏黒「いや、こっちは健次郎が桶を投げるから、痛いんだけど、そいつ、殺すなよ?」
カスミ「だってさ」
エミ「はーい」
そしてみんなが風呂を上がって、その乱入者を取り囲んだ。
????「お前らっ!!!このことを知ったら親が許さねぇぞ!」
伏黒「そんなの知らねぇよ、だから、吐け、お前の親を」
????「死んでも話さねぇよ!」
伏黒「そうかそうか、安藤の妹、刀あるか?」
のぞみ「あるけど…何に使うの?」
伏黒「もう一度聞く、お前の親と拠点はぁ?」
????「だから知らな…」
すると、伏黒さんは奴の左腕を切った。
伏黒「……お前の親と拠点はぁ…?」
????「だからしらねぇよ!!!」
伏黒「ほざいたな…コラ」
すると両足を切り刻んだ。
伏黒「……お前さぁ、やっぱ生きる価値はねぇよ……それに、俺の舎弟、殺してるよなぁ…鮫島ぁ…」
鮫島「だからなんだ!この…人殺しがぁ!!!」
伏黒「……あ?右腕の指全部詰めるか?」
鮫島「もう使えなくなるのでやめてください!!!」
伏黒「言ったよなぁ……極道ってもんは……殺すときは殺すんだよなぁ……」
そして奴の心臓を一突きした。
伏黒「……血まみれになったな…もう一回風呂入ってくるわ」
カスミ「すっごい……」
その骸はもうすでに息はないと感じた。
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