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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book5 大三戦争

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解剖記録62番目 騒ぎ

私が叫んだと同時にドアから健次郎が出てきた。

健次郎「どうしたんだ……」

カスミ「どこに行ってたのよ」

健次郎「ああ、大迫君と別の行動をしてたんだ」

カスミ「……その腰の物、なんなのよ」

健次郎「ああ、これか?これでゾンビとかを引き寄せて切るやつなんだ」

伏黒「まぁ、そのことはいいだろう……それはそうとして、奴の本拠地を叩く日時はもう知ってるんだが……」

健次郎「ついて来いっていうんですね」

伏黒「ああ、お前のタフネスがあったら、肉壁になるだろう」

健次郎「肉壁前提なんだ」

カスミ「……夕暮れだな……」

伏黒「だな……銭湯いくか?」

カスミ「行きましょー」

伏黒「こいつはここに置いて行くけどな……」

健次郎「俺は留守にします!」

伏黒「なら頼む、こいつが暴れたら寝かせておけ」

そして銭湯に行った、残念ながら混浴ではない、残念だったな男ども。

カスミ「ふぅ……中村さんって、どうして闇医者になったんですか?」

中村「そりゃ……現場にうんざりしてたから…」

カスミ「医者って、現場で人の内臓とかみるんですか?」

中村「大抵、オペ室には解放骨折の患者が運ばれたり、もう手遅れだろうっていう感じの患者が来るんだけどね…根性論を押し付けてくる人がいたから闇医者になったわけ」

カスミ「医者って苦労するんですね」

中村「でも、経験は積ませてもらってるんだよな……」

カスミ「そうですか…」

そして、銭湯のドアの奥から話し声が聞こえた。

????「お姉ちゃんが来てねー?」

????「はいはい、その話は前聞いた」

????「まゆみ、のぞみ、なんでこうなったかわかる?」

のぞみ「また勧誘ですか?お姉ちゃんに話しますよ?」

まゆみ「…エミ先輩…その話はやめましょうよ」

エミ「それはそうだけどなぁ…」

高校で救助した三人がいるらしい。

エミ「そういえば…あなたたちのほかにもう一人いた気がするんだけど……どこに行ったの?」

まゆみ「それは……私たちにも…」

のぞみ「風俗島に送り込まれたのかなー?」

エミ「こら、相手がヤクザだからといってそういう口を利かないの」

まゆみ「でも、ヤクザは金を巻き上げるのは手段を問わないって…」

すると奥からこんな声が聞こえた。

伏黒「ヤクザはそんなことしねーぞ」

まゆみ「いる!?」

のぞみ「のぞき見ぃ!!!」

伏黒「仕方ないだろう、上に隙間があるからな」

まゆみ「覗いたら、殺しますからね!?」

伏黒「そこは男だ、のぞかないぞ」

どこが男なのだが。

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