解剖記録58番目 夜の怪談
安藤「もう帰ろうよ……」
カスミ「夜の学校って、珍しいでしょ?」
安藤「でも……本当に出たら……」
カスミ「そんなの気にしないの」
そして私は女子トイレに着いた。
安藤「…ここなのね……」
カスミ「ドアを3回たたいて……花子さん遊びましょ……」
すると、奥の扉からのぞいてきた子がいた。
カスミ「本当に出たぁぁ!!!」
安藤「置いて行かないでぇ!!!!」
赤い目の女の子「あれー?カスミたちは?」
そして私はビビりながら学校の中を逃げ回った。
安藤「なんなのよ…あれ……」
カスミ「本当に出た……」
すると、奥からガシャン、ガシャンと音が鳴り始めた。
カスミ「……ねぇ…あれも怪異なのかな?」
安藤「だよね……学校にロボットあるのがそもそもあり得ないよぉ!!!」
赤い目の女の子「ばぁ」
安藤「あああああああ!!!!!!!!」
カスミ「出たぁぁぁ!!!!!」
私はダッシュでヘリのある所に逃げた。
安藤「早速ヘリのエンジン始動するから飛び乗って!」
すると前からさっきの女の子がいた。
赤い目の女の子「吸わせろ―」
安藤「ギャァァァ!!!」
カスミ「えっ!?ええええ!?!?!?」
怪異だと思っていたが、ヴァンパイアだった。
カスミ「助けてぇ」
安藤「こいつ、怪異じゃないよな?」
カスミ「ヴァンパイア……」
伏黒「…いい加減離れろ……」
赤い目の女の子「むー」
カスミ「……なにかロボットの歩く音がこっちに来てない?」
赤い目の女の子「あいつがくるー」
伏黒「こら…暴れるな」
すると、ロボットが上がってきた。
ロボット「おっと、ここにいたか……あんたらは…Aから聞いてる、災難だったな」
カスミ「いたいよー」
ロボット「噛まれたのか……大丈夫だ、これぐらいの傷、大したことはないよ」
カスミ「うおーん」
そして私たちはヘリに乗って帰った。
カスミ「にしても…見たことがあるんだよな……」
伏黒「俺は初対面だったな」
安藤「あの赤い目の女の子は知らないけど、ロボットの方は知ってる気がする」
カスミ「まぁ……夜の学校に忍び込むのはやめようか…」
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