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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book5 大三戦争

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解剖記録53番目 任侠集団

伏黒「……だぁもう…外に出ても鼻にあの匂いがぁ……」

カスミ「わたしもぉ」

安藤「……まぁ、あんなにおい、こびりついてしまうよな」

激臭の中、外に出た……くっさ。

カスミ「でも…ここにいなかったよね」

伏黒「……この学校、見た感じ、広すぎるからな…どこにいるかわかんないぞ」

カスミ「だね……それに、夜になりそうだし…どうしたものか」

安藤「サーマルを使えばいいって話なんだけどね」

カスミ「…ヘリでか?」

安藤「ああ、空からの目はすごいんだぞー?」

カスミ「じゃ……」

安藤「また屋上でまた会おう!」

そして安藤さんが離脱して、私と伏黒さんと一緒にいた。

安藤「…聞こえるか?」

カスミ「……何か鳴ってますよ?」

伏黒「このためだったか、安藤」

安藤「ああ、少し改造している」

伏黒「…で?どうだ?サーマルには何人いるんだ?」

安藤「…ここにいるのはカスミ、伏黒、そして全く動かない人が3人、動いてる人は2人、その2人は何か持っているね……それで一人は銃を、もう一人はナイフだね」

伏黒「…三好組の奴らかは知らないが…どうだろう」

安藤「警戒していけばいいと思う」

伏黒「その二人組との距離は?」

安藤「ちょっとまってね…あんたらの居る階は3階だっけ、2人組は2階にいるね」

伏黒「わかった、近いんだな」

安藤「そうだ……間違って喧嘩ふっかけにいくんじゃねぇぞ?」

伏黒「ああ、面倒ごとにならないように頑張るぞ」

カスミ「それで、動かない人は…?」

安藤「各階にいるね、そっから近いのは……オカルト研究室だね」

カスミ「でた、あるにはあるけど活動してるかはわからない部活だ」

伏黒「つまりどういうことだ」

カスミ「息してるかどうか」

伏黒「じゃ…行くぞ」

私たちはオカルト研究室に向かった。

カスミ「……こりゃぁ…」

伏黒「すげぇな」

部屋の前に着いたが、上の窓はふさがれていて、ドアにはすごいお札が貼ってある。

カスミ「…これ、禁足地じゃないよね?」

伏黒「こんな世界でそんなの、言えたものじゃないぞ」

カスミ「だねー」

私はその扉を思い切り開けた、すると、中から女の人が十字架を持ってこっちに来た。

????「静まり給え!!!」

カスミ「いてぇぇぇ!!!!」

伏黒「ひょい」

カスミ「何で避けてるのぉ????」

伏黒「当たると痛そうだから」

カスミ「……まぁ…痛いけどさぁ…」

????「あれ……成仏しない」

カスミ「人間だよぉ」

????「本当?悪霊に取りつかれた人間じゃない?」

カスミ「悪霊に取りつかれてないよーほんとだよー」

伏黒「…思いっきりゾンビをみて興奮してるんだよな」

すると、奥の廊下から男の声が聞こえた。

????「おい!何をやっているんだ!」

最初は警備員かと思った、がそれに続いた無線がこうしゃべった。

安藤「二人組がそっちに向かっているぞ!」

そいつらが二人組の奴ららしい。

伏黒「あ?ただ人助けだ」

????「嘘をつくな、お前も三好組の奴らだろ」

カスミ「三好組……」

????「それに…若い女性をつけているって…どれだけ女が好きなんだよ」

伏黒「誤解してるようで悪いが、俺は大和組だ」

????「じゃぁ、その証拠、見せろよ」

伏黒「…つながるかな」

そういって、携帯電話を取り出して、誰かに電話をかけた。

伏黒「おやっさん、三好組とは別の組にお前ら三好組と言われているんですが」

そして、あるボタンを押した。


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