解剖記録52番目 剣豪
伏黒「……女子高校生か?それ」
安藤「残念だけど、女子高校生だ」
伏黒「……それにしても…この学校、何を学ばせてたんだ…」
安藤「さぁね……」
カスミ「……でも…あの動き何だろう…」
伏黒「…あの兄貴に手合わせ願ったら…どっちが勝つんだろうか」
カスミ「…男に勝る女子…いるのかしら…」
伏黒「いるくねぇか?」
カスミ「…どういうゴリラだよそれ」
伏黒「……とにかく、下行くぞ」
私たちは取り残されているというほかの生徒たちを助けに行った。
伏黒「……助けるのはいいが……どこに住まわせるよ」
カスミ「それもそうだな……」
伏黒「案外、あの場所、安全かもよ」
カスミ「元居たところか…」
伏黒「ああ、ゾンビとサイコとカルトが居なければだけどな」
カスミ「そうだね……」
伏黒「ここは……空き教室か」
空き教室を見つけたが、本がいっぱいあるところだった。
カスミ「空き教室だよね?」
伏黒「……ギターの本だな」
カスミ「……音楽系の部室…にしてはちょっと物足りない…」
伏黒「別にあるんだろう、ここは…全然わからないけど」
安藤「どうだ?」
伏黒「おっと…おったか」
カスミ「……どうして…?」
安藤「ああ、あいつに屋上の門番を任せている」
カスミ「……だから来たんですね」
安藤「だから、探索に集中できるな」
伏黒「……ロッカーにもいるかもわかんねーぞ?」
ロッカーを開けると、すごい激臭が私を襲った。
カスミ「くっさ!!!」
伏黒「何だこの匂いは……人殺せるぞ!?」
安藤「……だれだよ…ここに牛乳を拭いたぞうきんをここにやったやつは…」
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