解剖記録48番目 招集
カスミ「…とにかく…無事だったんだ…」
ハートのA「帰るか？」
カスミ「うん…もう用事はないからね…」
ハートのA「……ここの施設をほっつき歩く奴じゃなかったか…」
カスミ「…ほっつき歩いてもいいんですか？」
ハートのA「本当は歩きたかったのか!?」
カスミ「はい…それに…伏黒さん…困っているだろうし…」
ハートのA「……家の前にテレポートするか？」
カスミ「テレポート…ファンタジーの世界だね…」
ハートのA「まぁまぁ、そういわずに…ほいドーン！」
カスミ「…おお…すげぇ…」
上谷「これ…どういうテクノロジー!?」
ハートのA「…それだけは…天性だね…」
上谷「チェ…」
カスミ「ありがと…」
ハートのA「そろそろ帰らないと…虎徹に怒られるな…じゃ！」
そして、ハートのAは帰っていった。
カスミ「さて……伏黒ぉ！」
伏黒さんがこっちに向かって突進してきた。
伏黒「おやっさんから招集がかかったんだ！」
カスミ「あ…ああ…」
伏黒「だから行ってくる！」
カスミ「……走り早いんだな…」
そして私は今日の事について、上谷と話し合った。
カスミ「…ねぇ…」
上谷「どうしたんだ？」
カスミ「…あの人たち…ちょっとおかしいよね…」
上谷「まぁ…けもけもな人たちばっかりでしたよね…」
カスミ「だよね……まぁ…顔を見たんだけどね……美しかったよ」
上谷「…そうか…」
カスミ「でもねあの人たちは悪い人たちじゃなさそう」
私がそう思ってる、間違いない。
伏黒「ただいまー」
カスミ「おかえりー」
伏黒「いやぁ…これは大変なことになったぞ」
カスミ「どうしたんだ？」
伏黒「…スカベンジャーの巣を襲撃してきたやつらと戦争になりそうだ」
カスミ「…戦争…凄そうだね…」
中村「ちょ…またケガする気!?」
伏黒「ああ、だから…すまない」
そしてその夜、私は手記をのこした。
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