解剖記録43番目 帰宅
カスミ「じゃ…家に帰りまする」
????「ああ…一応なんだが…死ぬなよ？」
カスミ「わかってるって……最初はものすごくビビりまくってたのに？」
????「なっ…そういう……」
カスミ「…真実言われてる…」
伏黒「じゃ…あとはたのんます」
虎徹「ああ、ここは任せろ」
カスミ「……そういえば、なんで虎徹さんは大和組を破門になったんですか？」
虎徹「…そのことはあまり聞かないでくれるかな…」
伏黒「なんでだ？昔の事じゃないか」
虎徹「いや……その……恥ずかしいんだ」
伏黒「…ロリコン性犯罪者が」
虎徹「ちょ…バァァァァ」
カスミ「……マジの絶叫だな…」
上谷「ねずちゅーちゅー」
ネズミ「チュー」
カスミ「…そいつは置いて行きなさい」
上谷「どうしてもー？」
カスミ「こいつはどんな病気を持ってるかわからないんだ」
????「そうだな……というか……名前言ってなかったっけ？」
カスミ「適当にもやしでもいいんじゃない？」
????「もやしって…きちんとした名前あるぞ！」
カスミ「…へぇ…どんな？」
????「柊翔だよ！」
カスミ「親絶対何も考えずにつけたな」
柊翔「なんだよ!?」
カスミ「いや、何でも…じゃ、さいならー」
そして私たちは家に帰った。
カスミ「そういえば…柊翔の電話番号とか聞いてなかったな…」
上谷「大丈夫…私が取ってあるから」
カスミ「いつの間に…」
伏黒「いざとなったら情報屋を使うまでだ」
カスミ「情報屋…なんだか極道だね！」
伏黒「極道なんだよな…一応」
そして私は中村さんを待たせていた。
中村「暇だからゾンビ、解体しといたよー」
カスミ「うお…すごいな…」
伏黒「…これは…上谷ちゃん、見ちゃだめだ」
上谷「んあー」
カスミ「……これ、向こうの部屋に移してくれない？」
中村「はいはい…興味があるんだ…」
カスミ「そりゃ…解体新書これだけで書けるんだよ!?」
中村「……あなたの熱意には勝てないわね」
そして私はゾンビになった人の内臓を見ていった。
カスミ「…基本的には…変異はしてなさそうだけど…色がね…」
そして私は写真にこのことを残していった。
カスミ「これでいいでしょ…」
それで何かわかることがあるといいんだけど…
感想・レビュー・誤字報告あればできる限りよろしくお願いします！
