解剖記録38番目 カチコミ
カスミ「……これほかの人から見たらショタを襲うお姉さんだよな」
ハートのA「そうだな…非常にまずいな」
伏黒「大丈夫だ、目撃者は消しとく」
カスミ「そういう問題ではないんだよな…」
…なんだろう…外が騒がしいんだよな…何があったんだろう。
伏黒「…妙だな…外を見てくる」
カスミ「気を付けて」
伏黒「…喧嘩か…?カタキには手を出したくないんだよな…その時は見守っておこう」
……銃を持って武装が完璧なゴロツキが2人…特殊部隊ではないよな。
伏黒「っ!!」
そのゴロツキはカタキを撃ち殺していた。
伏黒「何やっとんじゃぁぁ!!!」
俺は外道に殴りにかかった。
????「おっと…大和組か…いたんだ」
俺はそいつが誰だか知らない、それに何かオーラが感じる。
伏黒「ぬぅぅ!?」
俺の拳が空を切った。
????「だめじゃないか、大きな隙を見せて」
そいつの放った言葉には重みがあった。
伏黒「無策だと思ったか?」
俺の靴のかかとには刃物が隠してある。
????「オップス!」
伏黒「っとっとっとぉ…お前、どこの愚連隊か極道だ?」
????「そんなの、聞いても意味ないぞ?」
その時、俺の視界の隅にカスミがいた。声を出したらこいつにばれる…どうするか…
伏黒「 」
俺は口パクで伝えた。
????「なんだ?もう息切れか?」
伏黒「そうだな…じゃ…」
俺は煙球を投げ、視界を潰した。
????「うっすら見えるんだよな…ここだ」
銃弾は空を切り、俺はその隙に奴の間合いに近づいた。
伏黒「隙なんだよ、それ」
????「ッ…左手くれてやるよッ!」
俺のドスが奴の左腕にぶっ刺さった。
伏黒「クソッ…」
心臓を突き刺したが…まじか……
伏黒「強いじゃんか…お前」
????「これで強いとなると…生きていけないぞ?」
俺の背中から誰かが走ってくるのを感じた。
伏黒「なんだっ、グアァァァ」
俺の背中が切られた、痛いな…
四月一日「おっとぉ?伏黒ぉ…なんで血がでてるのぉ?」
四月一日…こいつらはまずい…
四月一日「あれー?こいつら…カッパにしたいなぁ…」
????「新手か……いったん退散するか…」
そいつは煙球を2個破裂させて逃げた。
四月一日「あれー?どこ行ったのかなぁ?」
大迫「四月一日の兄貴、もう逃げましたよ…」
四月一日「そうかー…俺らの勝利だぁ…」
伏黒「その前に…俺の傷を治せ」
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