表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/153

解剖記録4番目 ウイルス

カスミ「…ねぇ、この世の中に未知のウイルスあるって…ね」

健次郎「まさか…」

カスミ「これか…ウイルス…」

健次郎「どれどれ?」

カスミ「ちょ…押すなよー」

健次郎「ご…ごめん」

カスミ「もう…肩幅がオバケだから押し倒されるところだったよ…」

そして、私は高橋さんの血液を採取した。

カスミ「これ、触れただけで感染するからね…厄介なんだよ…」

健次郎「…まじかよ」

カスミ「…同じウイルスだな…」

健次郎「じゃ…これをぶっ刺せば…」

カスミ「いや、それの成分を見たけど、このウイルスを消す力はないみたいだよ」

健次郎「…そうか…これでおやじを治せると思ったんだがな…」

カスミ「でも、感染初期には効くかも、そもそもこれってどこから盗ってきたのよ」

健次郎「ああ、たしか落ちてたんだ」

カスミ「…まだ生きてる人いたんだ…」

健次郎「ああ、そうだな…まだ…人類は生きてんだ…」

カスミ「当然なこと言わないで?」

健次郎「へいへい…おやじ…〇〇〇〇…えぐいぞ…」

カスミ「ほんとだ…女の子来たから興奮してるのかなぁ?」

健次郎「こいつとはやめろよ!?」

カスミ「わかってるわよ…中にウイルス入ってるかもしれないし、危険だよな…」

すると、私は玉に注射針を刺した。

健次郎「うごぉあぁ…」

カスミ「あんたは痛くないでしょ」

健次郎「いや女子にはわからんだろうな…この痛みを!!!」

カスミ「だって、私女子だもん」

健次郎「かわいい子って言って偽るな!!!」

カスミ「…はいはい…じゃ…また遠心分離機にかけるか…」

そして、それにも、ウイルスが入ってた。

健次郎「…まじか」

カスミ「これ、さすがに燃やした方がいいよね」

健次郎「そうしてあげて」

私はじっくりお焚き上げをした。

健次郎「…これでゾンビがやってきても仕方ないな…」

カスミ「いいじゃんか、サンプル増えるだけだし!」

健次郎「お前、やっぱ頭のねじぶっ飛んでるわ」

カスミ「なんだと!?」


感想・レビュー・誤字報告あればできる限りよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ