解剖記録25番目 衣服
カスミ「ふぅ…家に着いた…そうか…部屋着に着替えないと…」
伏黒「いってこい」
カスミ「…っと、これか…」
上谷「ふぃー」
カスミ「…これ、サイズが合わなくなってきたな…」
上谷「胸」
カスミ「あっ、こらー」
まぁ、正論は正論だけど…なんで今も成長し続けてるのよ。
カスミ「…服屋…近くにあるんだけどな…」
服屋はコンビニのそばにあったことを覚えている。
カスミ「ちょっと行ってくる」
上谷「いってらっしゃーい」
私はカバンを背負ってコンビニの方面に歩き始めた。
カスミ「…一人で歩くの…久しぶりだな…」
そうだ、私はあいつらが来てから一人の時間が作れていなかったんだ…
カスミ「まぁ、いっか、一人の時間ぐらい、作って見せる」
そうこうぶつくさ言っていると、コンビニが見え始めた。
カスミ「…コンビニはもう使い道がないね…」
生存者か知らないけど…食料品が根こそぎ盗られていた。
カスミ「…服持って帰れる分だけ持って帰るか…」
私は服屋に入っていった。
カスミ「…ズボンと…衣服…私が入る服はあまりないんだよね…」
あっても、横から乳が見えるからね…
カスミ「……家の洗濯機って…使えたっけ…」
前、紅い着色料で洗濯機混ぜたから…壊れてはないだろうけど…
カスミ「替えの服持って帰るか…」
私は服屋の外に出た途端、変な集団が私に近寄ってきた。
????「君」
カスミ「わ…わたしですか!?」
驚いてしまった、いきなりすぎるでしょ…アポとってもらいたかったな。
????「神を信じますか?」
あ、これ宗教勧誘だ。
カスミ「大丈夫です」
ここはきっぱり断るのがいいんだ、
????「なら死ね」
…ん?今死ねって?
カスミ「っと、危ないでしょ!人に銃を向けるのは!」
銃…明らか様に市街地戦用の銃だった。
カスミ「…カルト集団が……フレア炊いたらばれるよな…」
私は思考を巡らせた。
カスミ「そうだ…これを…」
私は血液瓶を奴らに投げつけた。
????「へぇ…それで殺せると思うなよ?」
銃弾は私の肩を貫いた…ただ、こっちの方が上手だった、血液瓶の裏に安藤さんからもらった、困ったら使えっていうやつ、私はパイナップルって呼んでいる、それを使った。
????「…どうしたんだ?…って、バァァ」
カスミ「……消えたよね…?」
私は奴らの銃を回収して、カバンに刺した。
カスミ「おもい…それに肩に力が…」
出血をどうにかしないと…
????「血の匂い…カスミだぁ」
カスミ「…屍魏化の人か…」
????「俺だって名前があるんだよ」
カスミ「へぇ…そうなんだ…」
????「まぁ、そう言う無駄話、今はいいんじゃないか?」
カスミ「…はいはい、早く帰れってことでしょ?」
そいて、私は護衛されながら帰った。
カスミ「…痛い…」
中村「はーい、動かないのー」
伏黒「なんだ、その銃創」
カスミ「なんか…カルト集団に襲われて…」
伏黒「…カルト集団…知ってることはないか、おやっさんに聞いてみる」
中村「でも、関節狙われなくてよかったぁ」
カスミ「ほんと、そうですよね…」
????「名前、聞いてないよな…?」
カスミ「ああ、そうだな…」
????「二野宮だ、覚えておいてや」
カスミ「…そういえば、部屋着、下着でもいいのかな…」
伏黒「お前に羞恥心はないのか」
二野宮「聞けよ!?」
カスミ「…まぁ…服は着ますけど…」
伏黒「…お前、なんでそんな大きいんだ」
カスミ「…育った環境が良かったからじゃないですか?」
伏黒「まぁ…そうかもしれないけどよ…」
ほほぉ…私の事をお嫁さんに入れようと…
カスミ「デ?タイプの子は?」
伏黒「なんだ急に」
カスミ「聞かせろよ…ほらほら」
伏黒「ケツがでかい女だな…」
カスミ「へぇ…」
わたしじゃん。
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