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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book2 同居人

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解剖記録20番目 屍魏化

安藤「…本当にすまない」

カスミ「いえ、内臓とか撃たれたらさすがに死んでましたけど…足なんで、数日で歩けるようになると思います」

安藤「そうか、ならよかった…」

そして、夜になったと同時に、ピンポンが鳴った。

カスミ「なんだろ…この時間に…」

地域の子供でもないだろうし…誰なんだ…?

上谷「私が…」

ドアを開ける前に、のぞき窓から外の様子を見た、そして見たのは、ゾンビの姿だけど、自我を保っている男の人だった。

上谷「…ゾンビ…いますぅ…」

安藤「わかった、私が出よう」

安藤さんは銃を片手に、ドアを慎重に開けた。

????「助けてぇ!!!」

安藤「手を上げろ!」

????「俺はゾンビじゃないんだ!」

しゃべるゾンビ…初めて見たな…

安藤「…膝を床に、手を上げろ」

????「はい…」

安藤「…よし、中に入れ」

その容姿は、死にそうだけど、死にきれない人の感じが凄いした。

カスミ「あの…ゾンビ…ですよね…」

????「人間ですよ!?」

カスミ「…鏡…見たら?」

安藤「はいはい…これですよーと」

????「あれ…肌が…青白い…それに…血が…青い…」

カスミ「…半分ゾンビで半分人間なのかな…」

安藤「そう考えた方が…いいね」

カスミ「すこし血液とるよー」

私はすぐに血液の検査をした。

カスミ「…やっぱり…人の血の成分とゾンビのウイルスの成分が…やっぱり、あんた、ウイルスに感染してるけど、自我を保っている、私にはわからない事ばっかりだね…」

????「そんな…」

カスミ「…いったんこれを打ってみるか…」

私はウイルスの進行を抑える薬を打った。

カスミ「…効き目は…なさそうだね…」

????「…もう…人にはゾンビとして言われながら生きていかないと駄目なのか…?」

カスミ「いや、お前は人間だ、だって、自我があるんだもん」

????「でも…いつゾンビになるか、わからないんだよ…?」

カスミ「その時は…その時だ…」

そして、半分ゾンビ、半分人間の現象のことを、私は屍魏化と呼ぶことにした。

カスミ「…レポート書かないとな…」

安藤「私は基地に帰る、なにかあったら、電話をしてこい」

カスミ「わかったよ…」

伏黒「…俺はおやっさんに電話しないと」

カスミ「おやすみー」

そして、私は昨日、今日あったことを日記に記した。

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