表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/153

解剖記録2番目 食料問題

このハップラーメンの在庫って…確かもう3食しかないのよね…ゾンビの肉…食えるのかな…ゾンビーフ…いやいやだめだな…ゾンビって腐ってるし…人食ってるし…

カスミ「…仕方がない…久しぶりの外に買い出しに行ってくるか…」

私は数十日ぶりに外に出た、私の皮膚は日にあまり当たってないから白いんだよな…

カスミ「さて…どこに行こうかな…ゾーソンには人いそうだし、行ってみるか!」

私は自転車でゾーソンに向かった、もし、人がいれば、避難所が聞けるかもしれないし…

カスミ「…見事にゾンビに埋め尽くされてるね…」

ゾンビは目が見えてないようだった、聴力で人を判断してるのか?また情報げっとぉっと。

カスミ「…こっちにスマホを置いてっと…」

私は某配信者の音声を流した。

スマホ「ドォォモ!!!ニセシンですゥゥ!!!」

それが聞こえたと同時にゾンビがスマホの方向に行った。

カスミ「スマホさんごめん!」

私はハップラーメンをカバンに詰め込んでいった。

カスミ「そういえば…スマホ、どうやって回収しよう…」

頭を巡らせていると同時に、道路にあった新鮮な血だまりにゾンビが寄っていってることに気が付いた。

カスミ「…やつら…血の匂いにつられて行ってる?」

そう仮説を立て、私の血液が入った試験管を道路にぶちまけた。

カスミ「これで…どっかにいってくれたら…」

ゾンビは想定していた動きを取った。

カスミ「今のうちに…」

すると、リピート再生してたのか、またあの音声が流れ始めた。

スマホ「ドォォモ!!!ニセシンですゥゥ!!!」

すると、ゾンビはこっちに向かって走ってきた。

カスミ「ヒィィィ…ごめんなさいぃぃ!!!」

私は逃げ足が速い事で、学校中で言われていた、ここで役に立つとか…

カスミ「誰かぁぁ!!!」

????「伏せろ!」

前から聞こえてきたのは、男性の声だった、私はその男の指示に従って、伏せた。

ゾンビ「ごぉあぁおぉ」

????「死に晒せ!」

すると、持っていたショットガンでゾンビの頭を吹っ飛ばした。

カスミ「……すごい…」

ゾンビの頭を粉砕すれば、どんなゴリラなゾンビでも、息絶えるんだなぁ…

????「けがはないかい?お嬢ちゃん」

カスミ「はい…」

????「ゾンビLOVEのTシャツ来てても襲われるんだな…」

寝間着のまま、外を出歩いていた。

カスミ「これは…」

????「いいさ、俺はただのミリタリーファンだ、これを渡しておく」

カスミ「これは…?」

????「奴らに噛まれた時の応急処置だ、これでウイルスの進行を抑えられる、完全に消えるわけではないが、免疫がゾンビウイルスを殺してくれるだろう」

カスミ「…ゾンビに噛まれたら、感染するんですね!?」

????「というか…お前、変だぞ」

カスミ「何がですか?」

????「いや…趣味というか…」

カスミ「趣味を口出しされたくありません!」

????「まぁ…そうだよな…俺もだって…親にミリタリーファンになるって言ったら、ガチでキレられたし…」

カスミ「そういえば、名前は?」

????「ああ、そうだな…健次郎でいいか?」

カスミ「私はカスミ!」

健次郎「おう、なにかあったら電話かけてくれよ」

そして健次郎さんは去っていった。

カスミ「…すごく…イケメン…」

感想・レビュー・誤字報告あればできる限りよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ