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解剖記録143番目 暗殺対象

ハートのA「最初会ったときより肝が据わってるのね」

カスミ「そう……ですかね?」

ハートのA「そうだよ……一応私たちの存在、教えちゃおっかなぁ」

瞑「仲間に引き込もうとしないでください」

ハートのA「引き込まないよ……それで、今から追い出しに行くのはレジスタンスっていう組織の構成員だね、私たちのほかに世界を移動できる奴らがるって言ったよね?」

カスミ「そうですよね……」

ハートのA「そうだな……Zのマークが私の仲間なんだよ」

瞑「これですね」

ワッペンにZの文字が書き込まれていた。

カスミ「……ものすごくシンプルなんですね」

ハートのA「でしょー、そしてレジスタンスのほかに第三勢力があるんだけど……」

瞑「それ言います?」

ハートのA「エキゾチック部隊っていうね……言わずもがな私たちより強いんだけど」

カスミ「そうなのですね」

ハートのA「おっと、ここからは危険だ、ヒソヒソ話で行こうか」

とりあえず話し合いか……

ハートのA「……案外早いじゃないか、レジスタンスの野郎ども」

ハートのAさんはすぐ何かを感じ取って何かを発射した。

カスミ「何が起こったんだ……」

ハートのA「さて、妨害装置を潰しに行くか」

私たちは中心に行き、なにかの機械が置いてあった。

ハートのA「これこれ……」

そして装置をいじり始めた。

ハートのA「私がこれ触ってるから援護よろしくねー」

瞑「わかりました」

カスミ「それって……」

瞑「……オーガスト現認」

オーガスト「何機械いじっちゃってるのよ」

瞑「即刻死になさい」

カスミ「早っ……」

瞑さんが背中から紅い枝を飛ばした、オーガストは予見していたかのように避けた。

カスミ「……後ろ!」

私は狙いを顔に絞ったが、それも予見していたかのように避けた。

瞑「……力解放していいですか?」

カスミ「ああ、かまわない……ただカスミに被害がいかないようにしてくれ」

瞑「わかりました、リミット解除」

その言葉が聞こえた途端、オーガストがバックステップをした。

瞑「……よけられたか」

足元をよく見ると、紅くなっていた。

カスミ「足元が赤くなってるよ!!」

ハートのA「それが力解放だ、その範囲にいる敵対者を確実に殺すんだっと、よしこれでいいな!」

そして、機械は中から爆発して、破片が周囲に飛び散った。

カスミ「おっと」

瞑さんが私を守った。

ハートのA「おお、いいじゃんか」

瞑「このぐらい、猫に噛まれたぐらいの傷です」

ハートのA「ならすぐ退散するか!」

瞑「はい」

そして瞑さんは私を脇に挟んで、逃げた。

ハートのA「カスミは猫みたいだな!」

カスミ「私は人間でスゥゥゥ!!!」

そして急いでその場を離れた。

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