解剖記録141番目 久しぶりの決闘 (視点変更)
……なんでここにいるのかな……レジスタンスが、あまり敵に回したくないけど、対立状態なんだよな。
雨宮「さて、この世界で暴れるのは少しやめといたほうがいいか」
瞑「そうですね」
どんな技を使ってくるかわからないが……警戒するに越したことはないな。
????「……」
奴は無言でこっちに突進してきた。
瞑「私に任せてください」
雨宮「いいぞ」
瞑は奴の動きを遅くした、それでも早く感じた。
雨宮「やっぱり人外だよなお前らは!」
????「聞くな」
雨宮「というか、なんで私を襲うんだ!?」
????「……」
駄目だこいつ、話を聞いてない。
瞑「やっぱりこいつ」
雨宮「ああ、あのババアに雇われている」
レジスタンスは私たちのほかに別の世界に行ける組織、金さえあればどこにでも飛んでいくということだ。
雨宮「……こいつは殺しちゃってもいいのか?」
瞑「はい、いいでしょう」
雨宮「よっしゃ、リミッター解除するか……」
私は指先に空間を圧縮したものを光速で奴の体をぶち抜いた。
雨宮「心臓だ、一撃でお陀仏だ」
瞑「でも情報聞き出すのは……」
雨宮「……あ」
やらかしてしまった、話を聞きださないと駄目なんだけどな……
雨宮「……それとこの写真、果穏だよね」
瞑「そうだとは思いますが……」
雨宮「なんでこの写真があそこにあったんだろう」
そして私は私の部屋に帰った。
雨宮「……もうこの世界、手遅れ感があるし……でも自分の手で直すって言ってたし……どうしようかな……たしか記憶がなくなるのが嫌って……」
そう考えている内に、記憶をそのまま引き継いまま、世界を書き換える方法を模索し始めた。
感想・レビュー・誤字報告あればできる限りよろしくお願いします!