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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book11 大阪弁の愉快な仲間と気味が悪いサーカス
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解剖記録139番目 昔の感覚

伏黒「そういえば、瞑だっけ、未成年っぽかったが」

茂範「人を見た目で判断したら駄目だ、ああ見えてゴスロリかもしれないし、ピチピチのOLかもしれないし、どっちみちわかんねーよ」

そしてバイクのアクセルを回して下水道施設に着いた。

茂範「ここやな、さて、ドア蹴飛ばしたらすぐ外道の腕と膝を打ち抜いてくれや」

伏黒「ああ、分かった」

その時、俺の頭の中に昔の風景が流れ始めた。


伏黒「……ハァ……ハァ……」

舎弟「全部やっつけましたか……お疲れ様です、伏黒の兄貴」

伏黒「ああ……危ねぇ!」

舎弟「えっ」


伏黒「てめぇこのクソッタレがぁぁぁぁ!!!」

外道「ぐふぉあ……」

伏黒「……クソが……クソッタレガァァァァ!!!!」


茂範「大丈夫か伏黒ちゃん」

伏黒「ああ、少し……」

茂範「お前、少し無茶してるだろ」

伏黒「……いいや、妹の事を思い出してな」

茂範「そうか、妹を守るために……極道の世界に飛び込んだんだよな……でも……やめとこか」

伏黒「妹……守れなかったな……」

茂範「涙腺大丈夫か?突貫工事で治してやろうか?」

伏黒「……大丈夫だ」

そして俺らは目の当たりにする、本拠地でたむろをする、結晶の生えたでかいゾンビを。

伏黒「まさかな……ここの所有者はカスミの……」

茂範「はよ打ち抜かんかい!」

伏黒「そうだったな!」

周りの外道の膝と手を破壊したが、クソでかいゾンビは倒れなかった。

茂範「そりゃそうだよな!」

伏黒「怪物が……」

ハートのA「やっぱ、ついてきてて正解だったな」

瞑「死の匂いが匂ってましたので」

伏黒「……そうか、なら共闘かな……?」

ハートのA「足手まといにならないようにね」

瞑「そうですよ」

茂範「情緒読めないんだよな……」

そして俺はヘイトを集める係になった。

伏黒「こっちやぞボケ!」

奴の眉間に銃弾を撃ち込んだ、そしてその後ろからハートのAさんが黒いものを投げた。

ハートのA「爆ぜろ!」

そして背中に黒いものが付いた途端、爆発し始めた。

伏黒「うおっ!?」

瞑「カバーします」

伏黒「ありがと……」

そして怪物はいなくなっていた。

伏黒「……何があったんだ……?」

ハートのA「ほら、今すぐ会いに行ってきたら?」

伏黒「でもどうやって……」

ハートのA「よっこいしょ!」

ハートのAさんは配線に素手で手を突っ込み、なにかをいじった。

茂範「痛そうだな……」

そして壁からエレベーターが現れた。

ハートのA「はい、どうぞ」

茂範「すっげぇ……」

伏黒「行くぞ!」

そして俺はカスミと再会したわけだ。


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