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{1.5万PV THX!}{完結済み}架空でゾンビを研究していたら本当にゾンビが出てきました!  作者: どこかにいる匠
book11 大阪弁の愉快な仲間と気味が悪いサーカス
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解剖記録136番目 1軒目2軒目ともはずれ

茂範「ここの近くだな……よし、降りとけー」

カスミ「巻き込まれないようにですね……」

伏黒「爆発音したら突撃するぞ」

茂範「じゃ、行ってくるわー」

ゴミ処理場のシャッターをトラックが突っ込んだ。

伏黒「……爆発するまで暇しとくか」

カスミ「ですね……何します?」

伏黒「……そうだな……もし、この世界がリセットされたら、どうしたい?」

カスミ「急にどうしたんです?頭バグりました?」

伏黒「いいや、もし、リセットする術があったら、どうするんだってね」

カスミ「んー、リセットはしたくないな」

伏黒「どうしてなんだ?」

カスミ「だって、リセットしたら、記憶も、今までの縁とかもなくなるから……」

伏黒「俺はリセットしたいな、カタギを裏の世界に巻き込みたくないからな」

カスミ「なら私との記憶も……」

伏黒「ほんとはな……カタギとの交流は苦手だったんだけどな……こんな状態だったから仲良くしてるだけなんだ……」

カスミ「でも、この気持ちは本当なんだよね」

伏黒「……そうだな」

するとトラックを走る音がした。

カスミ「あれ、どうしたんだ?」

茂範「ここじゃなかった、次の場所に向かうぞ」

伏黒「へぇ……」

カスミ「わかりました!」

彼は一般人と関わりたくなかったのか……何があったんだろう。

伏黒「ここだな」

茂範「近くて助かったなぁ……」

カスミ「それに護衛がいる、多分あそこだね」

茂範「ああ、一応突入する準備をしとけ」

伏黒「ああ、よろしくな」

そしてトラックを護衛を轢き、そのまま中に入っていった。

伏黒「行くぞ、静かにな」

カスミ「わかった……」

私たちも外から様子をうかがった。

茂範「ぶっ飛べやぁぁ!!!」

トラックの荷台に銃弾を撃ち、鉄の摩擦で爆発した。

茂範「やっべぇぇぇ!!!!」

茂範さんも例外ではなかった、背中を爆風に焼かれた。

伏黒「行くぞ……」

カスミ「うん……」

私は建物の周りを見たが、爆発ですごく散らかっていた。

伏黒「……茂範、大丈夫か」

茂範「ああ、だいじょうぶや……背中削れてないな」

伏黒「削れてない、立てるか」

茂範「それで、残党に気を付けて救出するだけか」

すると電話がかかってきた。

電話「配信に爆発音が流れていません!」

茂範「なんやて!?」

伏黒「ということは……」

茂範「わしらは……嵌められたってことか」

周りに残党が銃を持ってこっちに向けていた。

茂範「……わしらは手のひらで転がされていたんか……?」

伏黒「ああ、そうだな」

すると後ろポケットになにか感触があった。

カスミ「……ちょっと!?」

私は誰かに引っ張られ、昏倒させられた。


カスミ「……ここは?」

ここは何処なんだろう……

カスミ「誰なんだ?」

????「あなたはここに運ばれてきたんだよ……?」

カスミ「ああ、たしか……誰かに連れ去られた……」

そういえば、後ろのポケットに……

カスミ「なんだこの機械」

それは赤いランプが光っていた。

カスミ「……なんだろう」

すると下から発砲音が鳴り響いた。

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